【2025年最新】KADOKAWAの採用難易度は？離職率や面接、適性検査についても合わせて解説！

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KADOKAWAってどんな会社？

KADOKAWAは、1945年に創立された日本の大手総合エンターテインメント企業です。

主に出版を中心に、アニメ、映画、ゲーム、Webメディアなど幅広いコンテンツを手掛けています。

自社で出版する書籍や雑誌だけでなく、漫画や小説の映像化、ゲームの開発などを通じて、多角的な事業展開を行っています。

特に「ライトノベル」や「アニメ」「映画」など、若年層をターゲットにしたコンテンツを多く提供しており、国内外でのファン層を広げています。

革新的な技術を活用し、新しい形でのエンタメ体験を提供することを目指している企業です。

KADOKAWAは、単なる出版社にとどまらず、メディアミックスやデジタルコンテンツの活用を通じて、エンターテインメント業界全体を革新し続けています。

会社名	株式会社KADOKAWA
設立日	2014年10月1日
資本金	656億円
時価総額	4816億67百万円（2025年1月現在）
従業員数	2636人（単体）7974人（連結）
平均年収	885万3千円（2023年度）
新卒採用人数	27人（2023年度）

KADOKAWAの入社・就職難易度について

KADOKAWAの入社・就職難易度についてご紹介します。

冒頭でも紹介したように、東洋経済ONLINEの「入社が難しい有名企業ランキング200社」で、KADOKAWAは30位・入社難易度は61.9とされています。

1位であるマッキンゼー・アンド・カンパニの入社難易度が68.9であることを考えると、十分に難関企業と呼べるような数字ですね。

KADOKAWAの入社難易度が高い理由として、競争が激しい業界内での地位や求められるスキルの高さが挙げられます。

KADOKAWAの離職率・平均勤続年数について

KADOKAWAの離職率・平均勤続年数についてご紹介します。

有価証券報告書（2023年度）によるKADOKAWAの平均勤続年数は3.7年で、KADOKAWAグループ「データで⾒る社会関連情報」によるKADOKAWA単体の離職率は3.5%です。

また、以下に直近9年間の平均勤続年数を記載しました。

年ごとに変動がありますが、全体としては比較的短期間での転職が多い傾向が見られます。

勤続年数が短いことは、業界の特性や個人のキャリアアップを重視する企業文化が影響しているとも考えられますね。

エンターテインメント業界は変化が早く、次々に新しいチャンスが生まれるため、キャリアパスを求めて転職する人が多い傾向にあるのでしょう。

しかし、2023年度には平均勤続年数が3.7年と再び上昇しており、最近は一定の安定感も見られます。

年度	平均勤続年数
2023年度	3.7年
2022年度	3.1年
2021年度	2.3年
2020年度	1.6年
2019年度	0.7年
2018年度	3.9年
2017年度	3.0年
2016年度	2.2年
2015年度	1.4年

KADOKAWAはブラック企業なの？

KADOKAWAはブラック企業かということについて解説します。

公式HPによると、KADOKAWAでは100％の社員が第一希望または第二希望の部署に配属されています（2024年度新卒社員実績）。

また、新卒3年以内の離職率は3.7%（2018〜2024年入社者）と低く、職場の安定性がうかがえますね。

さらに、所定労働時間は1日7時間で、年間休日は128日（2022年度実績）となっています。

これらのデータから、KADOKAWAは労働環境が整っている企業であると言えるでしょう。

加えて、OpenWorkに記載されているKADOKAWAに対する口コミとして、以下のようなものがありました。

「所属する部署にもよってしまうが、自分でスケジューリングすることが多いのでプライベートととのバランスは調整しやすいと思われる。しかし、社外とのやり取りが多く、チームでなく1人で担当するような仕事内容でもあるので、だれかに代わってもらうということや、プライベートな時間だから社外の連絡を放っておけないことも多い。仕事とプライベートの時間をはっきりとわけることがむずかしく、仕事もプライベートも一緒のような曖昧さがあるので、パッキリわけたいタイプの人には向かないと思う。」

（編集／30代後半女性／中途入社／2024年度）

実際の平均残業時間はどうなっているのでしょうか。

KADOKAWA「WORK STYLE」によれば、KADOKAWAにおける2023年度の平均残業時間は27.92時間です。

厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和4年分結果確報」によると、一般労働者の月平均残業時間13.8時間であり、比較するとKADOKAWAの平均残業時間はやや多いことがわかりますね。

しかしながら、残業時間が比較的多く見える一方で、労働環境や待遇に関するその他の情報を総合的に考慮すると、KADOKAWAはホワイト企業であると言えるでしょう。

KADOKAWAの採用人数について

KADOKAWA「採用情報」によると、KADOKAWAの新卒採用人数は27名（2024年度）となっています。

以下に、直近3年間の男女それぞれの採用人数を記載しました。

直近3年間の新卒採用者数を見ると、毎年女性の採用人数が多い傾向が見受けられます。

また、全体の採用人数は年によって若干の増減があるものの、概ね30〜40人前後で推移していることが分かりますね。

年度	男性の新卒採用者数	女性の新卒採用者数	合計
2024年度	7人	20人	27人
2023年度	14人	27人	41人
2022年度	7人	25人	32人

就職活動において近年高く評価されているのが、実際の企業で学生のうちから働く経験を積める『長期インターン』です。実際に、東大・早慶など関東の上位層とされる大学生のうち長期インターンを経験する方が増加しています。

一方で、大学生全体の長期インターン参加率は3%と言われているため、希少性という面でも就職活動において大きなアドバンテージとなります。

就職活動前に長期インターンを始めることで、選考中のガクチカやアピールポイントとして使うことができるため、就活に不安を感じる方は参加することを強くオススメします！

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KADOKAWAの採用・出身大学について

ここからはKADOKAWAの採用・出身大学についてご紹介します。

マイナビ・リクナビによると、KADOKAWAの採用・出身大学は以下のようになっています。

＜大学院＞
一橋大学大学院 慶應義塾大学大学院 千葉大学大学院 青山学院大学大学院 東京芸術大学大学院 京都大学大学院 筑波大学大学院 九州大学大学院 電気通信大学大学院 東京理科大学大学院 ほか

＜大学＞
慶應義塾大学 早稲田大学 東京大学 京都大学 上智大学 法政大学 共立女子大学 学習院大学 防衛大学校 関西学院大学 上海大学 帯広畜産大学 青山学院大学 一橋大学 筑波大学 明治大学 お茶の水女子大学 大阪大学 明治学院大学 台湾大学 関西大学 首都大学東京 立命館大学 ほか

これを見る限り、KADOKAWAには学歴フィルターがないということが分かります。

一方で、大学通信オンラインによると、KADOKAWAの採用・出身大学ランキングは以下のようになっています。

このランキングから、ある程度は選考の中で学歴を重視していることも事実だといえるでしょう。

順位	大学名	就職者数
1位	早稲田大学	14人
2位	東京大学	4人
	上智大学
4位	一橋大学	3人
5位	千葉大学	2人
	慶應義塾大学
	青山学院大学

KADOKAWAの選考フローは？面接、適性検査について

KADOKAWAの選考フローは、まず応募書類の提出から始まり、次に筆記試験（〜1月中旬）が実施されます。

この筆記試験では、適性検査（言語・非言語・性格）も行われ、候補者のスキルや適性が評価されます。

SPIや玉手箱など、基本的な対策をしておけば十分対応できる内容です。

筆記試験を通過した応募者は、1次〜3次面接（1月〜3月）に進みます。

最終面接は3月〜4月に行われ、その結果に基づいて内々定が出されます。

ただし、最終面接で落ちてしまうこともあり、その場合は他の選考過程での評価が重要となります。

そもそも適性検査って何？と気になる方はこちらの記事をご参考に。
適性検査の特徴とは？最適な選び方や16種類の検査をまとめて紹介｜SaaS・ITサービスの比較サイトならkyozon

KADOKAWAの年収は？

年収についてですが有価証券報告書（2023年度）によると、KADOKAWAの平均年収は885万3千円と記載されています。

また、以下に直近10年間の平均年収を記載しました。

過去10年間で、750万円を下回ることはなく、安定した年収推移を示しています。

特に2023年度の平均年収は885万3千円となっており、年々若干の増減があるものの、全体的に高い年収を維持していることが分かります。

これにより、社員にとって魅力的な職場環境を提供していることが伺えますね。

年度	平均年収
2023年度	885万3千円
2022年度	857万1千円
2021年度	822万3千円
2020年度	840万9千円
2019年度	833万8千円
2018年度	791万1千円
2017年度	794万3千円
2016年度	804万7千円
2015年度	758万2千円

KADOKAWAにおける初任給

公式サイトによると、KADOKAWAにおける新卒1年目の基本給は、修士了・大学卒で26万円と記載されています。

これに賞与が年2回（夏季賞与6月、冬季賞与12月）支給されるため、KADOKAWAにおける新卒1年目の年収は合計で350~400万円でしょう。

職種	基本給
総合職	修士了・大学卒：260,000円/月

KADOKAWAにおける年齢別の年収

ここから、各年齢や階級別の年収についてそれぞれ詳しく解説していきます。
(実力による昇進が多く存在するため、あくまでも平均的な年収の目安としてご覧ください。)

OpenWorkのデータを元に、新卒でKADOKAWAへ入社し、平均的なキャリアを送った場合の年齢別の年収をまとめました。(残業代・賞与も含む)

KADOKAWAでは、約35歳で年収1000万円に到達します。

この給与体系は年功序列ではなく、個人の実績に基づいて決定される仕組みです。

給与の評価は、期初に上司と相談して設定した目標に対する達成度合いによって行われます。

そのため、実績や成果を重視した公正な評価が行われ、個々の努力や成果がしっかりと反映される環境であることがわかりますね。

年齢	年収
25歳	400~600万円
30歳	500~850万円
35歳	600~1000万円
40歳	600~1050万円
45歳	700万円~

KADOKAWAに関してよくある質問

KADOKAWAのインターンについて

KADOKAWAの「新卒採用」によると、KADOKAWAでは一般的なインターンシップとは異なり、長期的な「お試し就業体験」を提供しています。

このインターンシップでは、書籍、漫画、アニメ、映画など、さまざまなコンテンツビジネスの現場で実務経験を積むことができます。

また、リモートワーク実施率が70％を超えるKADOKAWAでは、職種や業務によって自宅からの勤務が可能となっています。

カドカワの社風は？

KADOKAWAは、社員一人ひとりの多様なライフスタイルやキャリア形成を支援するため、柔軟な働き方とクリエイティビティを最大限に引き出す環境作りに力を入れています。

2023年から導入された「ワークプレイスチョイス」は、社員が自分の就業スタイルに合わせて、「オフィス勤務メイン」か「在宅勤務メイン」のどちらかを選択できる制度です。

ですが、これは単なる二者択一ではなく、例えば在宅勤務をメインに選んでも、必要に応じてオフィスのフリーアドレス席を使うことができる柔軟な仕組みです。

反対に、オフィス勤務を選んだ場合でも、その日の都合に合わせて在宅勤務に切り替えることが可能です。

また、KADOKAWAではサブスク手当として、月額3,000円を支給しています。

この手当は、映像、ゲーム、音楽、コミック、情報誌など、50種類以上のエンタメ系サブスクリプションサービスに1つ以上契約している社員に支給されます。

自宅で多様なコンテンツを楽しむことができ、社員のクリエイティブなインスピレーションを刺激します。

KADOKAWAの福利厚生は？

公式HPによると、KADOKAWAでは社員の多様な人生をサポートするため、「学ぶ」「支える」「守る」＋「余暇」を柱とした福利厚生サービスを展開しています。

1. 学びの支援

資格取得一時金：エンタメ業界でのキャリア形成に役立つ資格を取得した社員に対し、1〜100万円の一時金を支給します。対象資格は全116種（2023年3月時点）で、言語、出版・デザイン、情報処理、経営、世界遺産など、幅広い分野が含まれます。
N予備校無料受講ID発行サービス：グループ会社の株式会社ドワンゴが提供する学習アプリ「N予備校」のプログラミングやWebデザインなどのコースを無料で受講できます。

2. 支える制度

育児・介護支援：妊娠休暇、産前・産後休暇、育児休業、育児手当支給制度、ベビーシッター利用者支援事業、時短勤務制度、介護休暇・介護休業など、多様なライフステージに合わせた支援を行っています。
特別休暇（家族看護/本人感染症）：家族の看護や自身の感染症により、有給休暇を全て消化した場合、年度末までに特別休暇（有給）を一律5日付与します。

3. 守る制度

団体3大疾病保障保険：がん、急性心筋梗塞、脳卒中に罹患した場合、保険料は全額会社負担で一時金100万円を支給します。
脳検査（脳ドック）費用補助：40歳以上の社員を対象に、2年に1回、検査費用の自己負担分を最大5万円まで補助します。
ヘルスケアアプリ「HELPO」：無料で健康相談チャット（24時間365日対応）やオンライン診療等のサービスが受けられます。
GLTD（団体長期障害所得補償保険）：病気や怪我で長期間働けなくなった際、最大で標準報酬月額の80%を60歳まで補償します。

4. 余暇の支援

サブスク手当：エンタメジャンルのサブスクリプションサービスを1つ以上契約している社員に、手当として3,000円/月を支給しています。
休日休暇：完全週休二日制（土・日）、祝日、年末年始休暇（12月29日～1月4日）、年次有給休暇（入社日より最大17日付与）、慶弔休暇、産前・産後休暇など、多様な休暇制度を整えています。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

この記事では、KADOKAWAの採用難易度や離職率、面接、適性検査などについて詳しく解説しました。

改めて結論ですが、東洋経済ONLINEによるとKADOKAWAの入社難易度は61.9、学歴フィルターはありません。

KADOKAWAグループ「データで⾒る社会関連情報」によると、KADOKAWA単体の離職率は3.5%です。

適性検査と3回の面接を経て、内定を獲得することができます。

多くの学生から人気を誇るKADOKAWAへ内定するためには、適切な就職活動の対策を行うことが必須でしょう。

長期インターンでの経験は即戦力であることやその行動力を評価されることで、就職活動において有利に働くとして近年注目されています。

充実した学生生活と将来のキャリア形成のために、長期インターンという選択肢を真剣に考えてみてください。

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運営者情報

「U-inTern」は、認可情報と届出受理番号（５１ー募ー００１１５７）を持つ株式会社TENRYUが運営しています。

会社名	株式会社TENRYU
URL	https://u-intern.com/kaisyagaiyou
本社所在地	〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F−C
法人番号	1011001159930
設立日	2024年2月6日
代表者	福本　天
事業内容	長期インターン求人サイト「U-inTern」の運営
許認可	特定募集情報等提供事業者　 届出受理番号（５１ー募ー００１１５７）