【2025年最新版】大正製薬はやばい？終わり？採用大学や就職難易度、平均年収、初任給、社風、インターンについて徹底解説！

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大正製薬ってどんな会社？強みは？

大正製薬は、1912年（大正元年）に創業したOTC医薬品市場でのリーディングカンパニーです。
「リポビタン」「パブロン」「リアップ」などのカテゴリーシェアNo.1ブランドを多数展開し、国内OTC医薬品市場でトップシェアを誇ります。

特に1962年発売の栄養ドリンク「リポビタンD」、1927年発売の鎮咳去痰薬「パブロン」は長期にわたり愛され続ける看板製品です。
医薬事業では研究開発志向型企業として自社開発による創薬にも取り組み、近年は東南アジアや欧州市場への事業拡大も積極的に推進しています。

「健康と美を願う生活者」への貢献を経営理念に掲げ、セルフメディケーション分野でのブランド力を強みとしています。

会社名	大正製薬株式会社
本社所在地	東京都豊島区高田3丁目24番1号
社長	上原 茂
設立日	1928（昭和3）年5月5日
資本金	298億3,700万円
時価総額	7,304億9,800万円（2025年4月現在）
従業員数	2,172人（2023年度）
平均年収	849万5,807円（2022年度）
新卒採用人数	14人（2024年度）

大正製薬はやばい？終わり？

就職活動を進める中で、大正製薬に関して「やばい」「将来性がないのでは？」といった不安を感じる方もいるかもしれません。
特に、2023年11月の早期退職者の募集（公式発表）や、2024年4月にMBO（経営陣による買収）を経て上場廃止（非公開化）に至った動きは、そのような懸念を抱かせる要因となり得ます。

しかし、これらの動きは必ずしもネガティブな側面だけではありません。
上場廃止は、外部株主の短期的な視点にとらわれず、経営の自由度を高め、中長期的な視点に立った大胆な事業改革を迅速に進めるための戦略的な決断と捉えることができます。

また、早期退職の募集も、事業構造の変化に対応するための組織再編の一環と考えられます。

もちろん、変革期には痛みを伴う側面もありますが、大正製薬が持つ「リポビタンD」などの強力なブランド力や、セルフメディケーション分野での強固な基盤が揺らいだわけではありません。
これらの動きは、変化の激しい時代に対応し、持続的な成長を目指すための積極的な一手である可能性が高いと言えるでしょう。

「終わり」と判断するのは早計であり、むしろ大きな変革期にある企業として、今後の動向を注視すべき段階と言えます。

大正製薬はブラック企業なの？残業時間は？

大正製薬はブラック企業かということについて解説します。
結論、大正製薬はホワイト企業です。

公式HPや関連情報によると、大正製薬は健康経営に積極的に取り組む企業として「健康経営優良法人（ホワイト500）」に複数回認定されています。
また、子育てサポート企業として厚生労働大臣が認定する「くるみん認定」も取得しており、女性の活躍推進が優良な企業に与えられる「えるぼし認定」も取得しています。

これらの認定は、従業員の健康や働きやすさを重視する企業姿勢を示していますね。

また、マイナビ「新卒採用」などによると、大正製薬は多様な働き方を支える制度が導入されています。
勤務形態については、一部の部署ではありますがフレックスタイム制が導入されており、従業員が自身のライフスタイルに合わせて始業・終業時刻を調整できますよ。

研究開発職など一部職種ではテレワークの活用も進められています。
標準的な実労働時間は7時間45分とされており、ワークライフバランスを重視した働き方が可能です。

さらに、OpenWorkに記載されている大正製薬に対する口コミとして、以下のようなものがありました。

この口コミからは、大正製薬では部署によって業務量や働き方に違いがあることがうかがえますね。
裁量労働制やフレックスタイム制が導入されている部署がある一方で、残業が多い部署や制度を活用しにくい雰囲気の部署もあるようです。

しかし、有給休暇は取得しやすく、体調不良や家庭の事情への配慮がある点は、働く上で安心できるポイントと言えるでしょう。

企業全体の制度だけでなく、配属される可能性のある部署の雰囲気や働き方の実態についても、可能であれば情報収集を進めると、入社後のミスマッチを防ぐ上で役立ちそうですね。

部署によって業務量が全く違う。多い部署は協定ギリギリまで残業して回している。人は増えず、どんどん減る。 部門によっては裁量労働制やフレックス制度があるため、活用している人も多いが、部署やグループの方針·雰囲気によっては活用しにくいことがある。気にせず活用する人もいる。 結果を期限内に出せれば制度を活用し自由に勤務先時間を調整できる。 裁量労働制やフレックス制度がない部署もたくさんある。 有給はいつでも取得できる。有り得ない位忙しい時でも取得はできる。 体調不良や家庭事情には健康関連企業のためか寛容な傾向。

（研究／男性／新卒入社／2023年度）

実際の平均残業時間はどうなっているのでしょうか。

OpenWorkによれば、2023年度の平均残業時間は29.4時間です。

厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和6年分結果確報」によると、一般労働者の月平均残業時間は13.5時間となっています。
これと比較すると、大正製薬の平均残業時間はやや多めではあるものの、許容範囲内と言えるでしょう。

また、働きやすい環境や適切な労働管理が整っている点を踏まえると、総合的に見て大正製薬はホワイト企業と評価できそうです。

大正製薬の離職率・平均勤続年数について

大正製薬の離職率・平均勤続年数についてご紹介します。

有価証券報告書（2022年度）による大正製薬の平均勤続年数は16.6年で、平均勤続年数15年の離職率を2~3％と仮定すると大正製薬の離職率は1.8~2.7%と推定できます。

また、以下に直近10年間の平均勤続年数を記載しました。

直近10年間のデータを見ると、大正製薬の平均勤続年数は長期的に増加傾向にあり、2022年度には16.6年に達しています。
これは、国税庁の「民間給与実態統計調査」による日本の平均勤続年数が12.5（2023年度）と比較しても約4年長く、大幅に上回っています。

このことから、大正製薬は従業員の定着率が非常に高く、多くの社員が長期にわたって安心して働き続けられる環境が整っている企業であると言えるでしょう。
安定したキャリアを築きたい就活生にとって、魅力的な指標の一つとなりますね。

年度	平均勤続年数
2022年度	16.6年
2021年度	16.4年
2020年度	16.4年
2019年度	15.8年
2018年度	16.2年
2017年度	15.5年
2016年度	14.7年
2015年度	14.0年

大正製薬の入社難易度・就職難易度について

大正製薬の入社難易度・就職難易度についてご紹介します。

冒頭でも紹介したように、東洋経済ONLINEの「入社が難しい有名企業ランキング200社」で、大正製薬は82位・入社難易度は60.0とされています。

1位のマッキンゼー・アンド・カンパニの入社難易度が68.9であることを踏まえると、最難関とまでは言えないものの、高水準であることは間違いありません。十分に難関企業と呼べるレベルの数値ですね。

大正製薬の入社難易度が高い要因としては、採用枠の限られた選考プロセスや企業のブランド力の高さが挙げられます。
特に、求められるスキルや適性の厳格な審査が影響し、多くの志望者にとって狭き門となっています。

大正製薬の採用人数・倍率について

リクナビによると、大正製薬の新卒採用人数は14名（2024年度）となっています。

以下に、直近3年間の男女それぞれの採用人数を記載しました。

大正製薬の過去3年間の新卒採用データを見ると、男女比は年度によって変動があり、2023年度は男女同数ですが、それ以前は男性がやや多い傾向でした。

採用人数については、2021年度の46名、2022年度の51名から、2023年度は14名へと大幅に減少しています。

また、リクナビのプレエントリー候補リスト登録人数が14,007名であるため、大正製薬の新卒採用倍率は274〜1,000倍と想定されます。

年度	男性の新卒採用者数	女性の新卒採用者数	合計
2023年度	7人	7人	14人
2022年度	32人	19人	51人
2021年度	27人	19人	46人

就職活動において近年高く評価されているのが、実際の企業で学生のうちから働く経験を積める『長期インターン』です。実際に、東大・早慶など関東の上位層とされる大学生のうち長期インターンを経験する方が増加しています。

一方で、大学生全体の長期インターン参加率は3%と言われているため、希少性という面でも就職活動において大きなアドバンテージとなります。

就職活動前に長期インターンを始めることで、選考中のガクチカやアピールポイントとして使うことができるため、就活に不安を感じる方は参加することを強くオススメします！

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大正製薬の採用大学・出身大学について

ここからは大正製薬の採用大学・出身大学についてご紹介します。

マイナビによると、大正製薬の採用大学・出身大学は以下のようになっています。

＜大学＞
◇研究・開発・品質保証職
麻布大学・愛媛大学・大阪医科薬科大学・大阪市立大学・大阪大学・大阪府立大学・岡山大学・お茶の水女子大学・金沢大学・岐阜大学・岐阜薬科大学・九州大学・京都大学・京都薬科大学・慶應義塾大学・神戸大学・埼玉大学・芝浦工業大学・静岡県立大学・上智大学・千葉大学・筑波大学・東京大学・東京薬科大学・東京理科大学・東北大学・徳島大学・富山大学・長崎大学・名古屋大学・広島大学・星薬科大学・北海道大学・横浜市立大学・早稲田大学
◇ビジネス総合職
大阪市立大学・大阪大学・大阪府立大学・関西学院大学・九州大学・慶應義塾大学・神戸大学・埼玉大学・静岡大学・順天堂大学・上智大学・昭和薬科大学・専修大学・中央大学・東京外国語大学・東京海洋大学・東京薬科大学・同志社大学・名古屋大学・南山大学・一橋大学・広島大学・法政大学・星薬科大学・北海道大学・明治大学・明治薬科大学・山形大学・横浜国立大学・立教大学・立命館大学・早稲田大学

これを見る限り、大正製薬には学歴フィルターがないということが分かります。

一方で、就職四季報によると、大正製薬の採用大学・出身大学ランキングは以下のようになっています。

このランキングから、ある程度は選考の中で学歴を重視していることも事実だといえるでしょう。

順位	大学名	就職者数
1位	法政大学	2人
2位	立教大学	1人
	大阪公立大学
	関西学院大学
	東京理科大学
	北海道大学
	横浜国立大学
	早稲田大学

大正製薬の平均年収は？

年収についてですが有価証券報告書（2022年度）によると、大正製薬の平均年収は849万5,807円と記載されています。

また、以下に直近10年間の平均年収を記載しました。

過去10年間で、840万円を下回ることはなく非常に高い水準で推移していると言えます。

国税庁の「令和５年分　民間給与実態統計調査」による日本の平均年収460万円と比較すると、大正製薬の平均年収はその約1.8倍にもなり、約390万円も上回っています。
これは、大正製薬の安定した経営基盤と、従業員への高い還元意識を示していると言えるでしょう。

給与水準を重視する就活生にとって、大正製薬は非常に魅力的な企業の一つと考えられます。

年度	平均年収
2022年度	849万5,807円
2021年度	864万4,917円
2020年度	866万7,813円
2019年度	852万7,942円
2018年度	924万4,929円
2017年度	875万2,188円
2016年度	843万5,041円
2015年度	856万5,843円

大正製薬における初任給

公式サイトによると、大正製薬における新卒1年目の基本給は、修士了で30万円、大学卒で26万5,000円と記載されています。

これに賞与が年3回支給されるため、賞与を給与の6ヶ月分とすると大正製薬における新卒1年目の年収は合計で480~630万円でしょう。

職種	基本給
研究職	博士了：35万円/月 修士了・6年制学部卒：30万円/月
品質保証職	博士了：35万円/月 修士了：30万円/月 大学卒：26万5,000円/月

大正製薬における年齢別の年収

ここから、各年齢や階級別の年収についてそれぞれ詳しく解説していきます。
(実力による昇進が多く存在するため、あくまでも平均的な年収の目安としてご覧ください。)

OpenWorkのデータを元に、新卒で大正製薬へ入社し、平均的なキャリアを送った場合の年齢別の年収をまとめました。(残業代・賞与も含む)

大正製薬では年齢とともに着実に年収が上昇していく傾向が見られます。
20代後半で日本の平均年収（約460万円）を超える水準に達し、30代後半から40代にかけては800～900万円台も視野に入ってくるようです。

これは年功序列的な要素に加え、役職や成果に応じた昇給・昇格が反映されていると考えられます。

製薬業界は一般的に年収水準が高い傾向にありますが、その中でも安定して高い給与が期待できる企業と言えるでしょう。
年収データには現れない住宅手当などの福利厚生も考慮すると、実質的な待遇はさらに充実している可能性があります。

年齢	年収
25歳	410~590万円
30歳	480~710万円
35歳	560~810万円
40歳	620~910万円
45歳	660~970万円
50歳	680~990万円

大正製薬に関してよくある質問

大正製薬のインターンについて

大正製薬のインターンシップは、本選考で一次面接が免除されるなど優遇措置がある可能性があるため、参加が推奨されます。
夏期と冬期に生産技術職やビジネス総合職（営業・マーケティングなど）を対象としたプログラムが開催されることが多く、企業理解を深める絶好の機会です。
最新情報は必ず採用マイページで確認しましょう。

インターンシップへの応募は、まずマイページへの登録が必要です。
一般的な選考フローは以下の通り。

インターン参加者は、早期選考や限定イベントへの案内が期待できるため、積極的にチャレンジしましょう。

大正製薬の社風は？

大正製薬の社風は、100年以上の歴史を持つ企業らしく、全体的に「真面目」「堅実」「安定志向」といった言葉で表されることが多いようです。

コンプライアンス意識が非常に高く、法令遵守を徹底する文化が根付いています。
社員の方々は温厚で穏やかな人が多いという声がある一方で、特に営業部門などでは、目標達成への意欲が高い「体育会系」の気質も残っているようです。

伝統的な日本企業の特徴である年功序列の傾向や、トップダウンでの意思決定が多いと感じる社員もいるようです。
また、部署間の連携が取りにくい、部署によって雰囲気が異なるといった声も見られます。
良くも悪くも「古き良き日本の会社」といった側面を持ち合わせていると言えるでしょう。

ただし、育児休業や産前産後休暇は取得しやすい環境であり、福利厚生も充実しているという点は、多くの社員が評価しているポイントです。
近年はMBOによる非公開化など大きな変化も経験しており、今後の社風の変化にも注目が集まります。

大正製薬の福利厚生は？

大正製薬は、従業員が安心して長く働けるよう、福利厚生制度の充実に力を入れている企業です。
社員の多様なライフスタイルやキャリア形成を支援するため、住宅、休暇、資産形成、自己啓発、健康増進など、幅広い分野で手厚いサポート制度が用意されています。

公式HPやマイナビなどを参考にまとめると、大正製薬の主な福利厚生制度は、以下の通りです。

これらの充実した福利厚生は、社員一人ひとりのワークライフバランスを支え、働きがいのある環境づくりに貢献しています。

安定した基盤のもとで長期的なキャリアを築きたいと考える就活生にとって、大正製薬は魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。

大正製薬の勤務地は？

大正製薬での勤務地は、職種や配属によって多岐にわたります。
国内の主要都市に拠点を構えているほか、海外にも事業を展開しています。

公式HPを参考にまとめると、国内の主な拠点は以下の通りです。

また、海外ではベトナム、フィリピン、マレーシア、タイ、インドネシアといった東南アジア諸国を中心に、フランスやアメリカなどにも拠点を有しています。

総合職の場合、初期配属は本人の希望や適性を考慮して決定されますが、将来的には全国転勤の可能性があります。
特に営業職（MRなど）はその傾向が強いです。

一方、研究職、生産技術職、物流関連職、一部の事務系職種などは、それぞれの拠点（研究所、工場、物流センター、事業所など）がある特定の地域での勤務となることが一般的です。

入社後のキャリアパスによって勤務地が変わる可能性があるため、希望する職種と合わせて勤務地の可能性についても理解しておくことが重要です。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

この記事では、大正製薬はやばいのかどうかや終わりなのかどうか、採用大学や就職難易度、平均年収や初任給、社風やインターンなどについて詳しく解説しました。

改めて結論ですが、大正製薬は、変革期にありますがやばくはありません！

東洋経済ONLINEによると大正製薬の入社難易度は60.0、学歴フィルターはありません。

多くの学生から人気を誇る大正製薬へ内定するためには、適切な就職活動の対策を行うことが必須でしょう。

長期インターンでの経験は即戦力であることやその行動力を評価されることで、就職活動において有利に働くとして近年注目されています。

充実した学生生活と将来のキャリア形成のために、長期インターンという選択肢を真剣に考えてみてください。

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運営者情報

「U-inTern」は、認可情報と届出受理番号（５１ー募ー００１１５７）を持つ株式会社TENRYUが運営しています。

会社名	株式会社TENRYU
URL	https://u-intern.com/kaisyagaiyou
本社所在地	〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F−C
法人番号	1011001159930
設立日	2024年2月6日
代表者	福本　天
事業内容	長期インターン求人サイト「U-inTern」の運営
許認可	特定募集情報等提供事業者　 届出受理番号（５１ー募ー００１１５７）