【2025年最新】旭化成の就職難易度、離職率、採用・出身大学、年収について解説！ブラック企業かどうかも併せてご紹介！

長期インターンを探すなら、U-inTern(ユーインターン)がおすすめ！長期インターン経験豊富な現役学生アドバイザーが、同じ学生目線で企業の探し方や面接対策までサポートします。

＼ ハイキャリアへ導く長期インターン求人サイト ／

旭化成ってどんな会社？

旭化成（Asahi Kasei Corporation）は、日本の大手総合化学メーカーで、繊維、化学品、電子材料、医薬品、住宅関連、環境・エネルギーなど、幅広い事業を展開しています。

特に、化学や素材技術を基盤に、合成繊維やプラスチック、建材、医療機器などの製品を開発しているのが特徴です。
また、サステナビリティや環境技術にも注力しており、リチウムイオン電池のセパレータなど、次世代技術に関わる製品でも世界的に高いシェアを持っています。

会社名	旭化成株式会社
設立日	1992年5月25日
資本金	103,389百万円
時価総額	1.5兆円(2024年10月現在)
従業員数	49,295人
平均年収	752万8168円
新卒採用人数	178人(2024年度)

旭化成の入社・就職難易度について

まずは、旭化成の入社・就職難易度についてご紹介します。

冒頭でも紹介したように、東洋経済ONLINEの「入社が難しいトップ企業ランキング」で、旭化成は48位・入社難易度は61.2とされています。

1位であるマッキンゼー・アンド・カンパニの入社難易度が68.9であることを考えると、非常に高い数字ですね。

旭化成の入社難易度が高い理由として、グローバルなビジネス展開や技術力の高さが求められる点が挙げられます。

旭化成の離職率・平均勤続年数について

次に、旭化成の離職率・平均勤続年数についてご紹介します。

有価証券報告書(2024年3月)による旭化成の平均勤続年数は14.3年で、就活四季報2025-2026年版による3年後離職率は8.3%です。

また、以下に直近10年間の平均勤続年数を記載しました。

2023年度はやや減少していますが、過去10年間のデータを見ると、平均勤続年数はおおむね安定している傾向があると言えます。

これは、企業内でのキャリアパスが整備されていることや、働きやすい環境が維持されていることと関連しているでしょう。

年度	平均勤続年数
2023年度	14.3年
2022年度	13.9年
2021年度	14.6年
2020年度	14.8年
2019年度	15.1年
2018年度	15.8年
2017年度	16.4年
2016年度	16.6年
2015年度	15.9年
2014年度	15.9年

旭化成の採用人数・応募人数について

就活四季報2025-2026年版によると、旭化成の新卒採用人数は178名(2024年度)となっています。

以下に、直近3年間の男女それぞれの採用人数を記載しました。

男性と女性の比率が5:2となっていますが、理系学部出身者の比率が多いことを踏まえると、この比率は特定の性別を優遇しているのではなく、志望者の性別割合が影響していると考えられます。

年度	男性の新卒採用者数	女性の新卒採用者数	合計
2024年度	126人	52人	178人
2023年度	124人	33人	157人
2022年度	103人	33人	136人

また、リクナビのプレエントリー候補リスト登録人数が20886名であるから、旭化成の新卒採用倍率は120~130倍と想定されます。

非常に高い倍率ではありますが、適切な選考対策を行うことで他の志願者を出し抜き内定を勝ち取りましょう！

就職活動において近年高く評価されているのが、実際の企業で学生のうちから働く経験を積める『長期インターン』です。実際に、東大・早慶など関東の上位層とされる大学生のうち長期インターンを経験する方が増加しています。

一方で、大学生全体の長期インターン参加率は3%と言われているため、希少性という面でも就職活動において大きなアドバンテージとなります。

就職活動前に長期インターンを始めることで、選考中のガクチカやアピールポイントとして使うことができるため、就活に不安を感じる方は参加することを強くオススメします！

＼ ハイキャリアへ導く長期インターン求人サイト ／

旭化成の採用・出身大学について

ここからは旭化成の採用・出身大学についてご紹介します。

就活四季報2025-2026年版によると、旭化成の採用・出身大学は以下のようになっています。

＜大学院＞
学習院大学、新潟大学、東工大、東京大学、東北大学、東京理科大学、早稲田大学、金沢大学、慶應義塾大学、広島大学、長岡技科大学、九州大学、北海道大学、埼玉大学、千葉大学、信州大学、京都大学、名古屋大学、大阪大学、神戸大学、筑波大学、山形大学、横浜国立大学、群馬大学、山口大学、九州工業大学　他
＜大学＞
早稲田大学、同志社大学、関西大学、東北大学、神戸大学、上智大学、明治大学、立教大学　他

これを見る限り、旭化成には学歴フィルターがないということが分かります。

一方で、大学通信ONLINEによると、旭化成の採用・出身大学ランキングは以下のようになっています。

このランキングから、ある程度は選考の中で学歴を重視していることも事実だといえるでしょう。

順位	大学名	就職者数
1位	京都大学	19人
2位	東北大学	18人
	早稲田大学
4位	大阪大学	17人
5位	東京工業大学	12人
	九州大学
7位	東京大学	10人
8位	慶應義塾大学	9人
	同志社大学
10位	北海道大学	7人

旭化成の年収は？

年収についてですが有価証券報告書(2024年3月)によると、旭化成の平均年収は752万8168円と記載されています。

また、以下に直近10年間の平均年収と平均年齢をしました。

過去10年間で、750万円を下回ることはなく非常に高い水準で推移していると言えます。また、年度ごとの変動はあるものの、全体的に年収が安定して推移していることから、旭化成は安定した給与体系を維持しているといえるでしょう。

年度	平均年収	平均年齢
2023年度	752万8168円	41.5歳
2022年度	760万5539円	41.5歳
2021年度	751万1733円	41.3歳
2020年度	750万7000円	41.5歳
2019年度	769万1021円	41.8歳
2018年度	787万1666円	42.3歳
2017年度	764万5207円	42.7歳
2016年度	770万3239円	43.1歳
2015年度	921万8391円	43.5歳
2014年度	902万2187円	43.3歳

旭化成における新卒1年目の年収

旭化成における新卒1年目の基本給は、公式サイトによると大卒で243,820円、修士了で268,880円、博士了で314,990円と記載されています。

これに賞与が年2回支給されるため、旭化成における新卒1年目の年収は合計で360~440万円でしょう。

職種	基本給
事務系職種	大卒：243,820円 修士：268,880円 博士：314,990円
技術系職種
MR(医療系)

旭化成における年齢別の年収

ここから、各年齢や階級別の年収についてそれぞれ詳しく解説していきます。
(実力による昇進が多く存在するため、あくまでも平均的な年収の目安としてご覧ください。)

新卒で旭化成へ入社し、平均的なキャリアを送った場合の年齢別の年収をまとめました。(残業代・賞与も含む)

旭化成では、約40歳で年収1000万円へ到達します。ただ年功序列が色濃く残っており、入社から15年はほぼ昇進スピードに差が見られないようです。

年齢	基本給
25歳	450~500万円
30歳	700~750万円
35歳	800~900万円
40歳	900~1100万円
45歳	1000万円以上(評価に応じて)
50歳	1000万円以上(評価に応じて)

旭化成における階級別の年収

旭化成における階級別の年収もご紹介します。

旭化成では、独自の階級性が設けられその階級によって基本給が変動します。

下から順に「C1-3」「D1-3」「E」「L1」「L2」「L3」という6つです。

旭化成における階級と年収のイメージは下記の表をご覧ください。

階級	想定年収	年次・年齢
C1-3	360~500万円	1~4年目
D1-3	500~800万円	4~7年目
E(係長クラス)	800~1000万円	8年目~
L1(課長、マネージャー)	900~1100万円	10年目~(試験突破が必要)
L2(課長、マネージャー)	1000~1200万円	評価に応じて
L3(部長クラス)	1300万円~	評価に応じて

また、旭化成では年功序列が色濃く残っており、管理職になるまでは横ばいであることがほとんどです。

L1へはほとんどの人が昇進するため、年収1000万円に40歳で到達することは難しくないものの、L2以降の昇進は狭き門となります。

一点だけ注意が必要なのは、50歳より前に早期退職した場合、退職金が受け取れないという声が複数あるということです。現状は制度が変更されている可能性もありますが、入社後の転職を視野に入れている人は十分にリサーチしてから応募しましょう。

旭化成はブラック企業なの？

最後に、旭化成はブラック企業かということについて解説します。

旭化成公式HPによると、旭化成株式会社と5事業会社は、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2024～ホワイト500～」の認定を受けています。

また、「健康経営優良法人2023」に続き、2年連続の認定となっています。

さらに、openworkに記載されている旭化成に対する口コミとして、以下のようなものがありました。

「部署によるとは思うが、ワークライフバランスは取れる方だと思う。私は生産技術系の仕事ではあるが、フレックスタイム制度や在宅も可能なので積極的に利用している。有給も自由に取ることができ、消化率もいいと思う。研修も定期的にあり能力アップは熱心である。」

（生産技術／20代後半男性／新卒入社／現職）

実際の平均残業時間はどうなっているのでしょうか。

就活四季報2025-2026年版によれば、平均残業時間は月22.4時間となっています。

厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和4年分結果確報」によると、一般労働者の月平均残業時間13.8時間であり、旭化成の月平均残業時間はやや多いものの、業界全体で見ると標準的な水準と言えるでしょう。

これらを総合的に判断した結果、旭化成はホワイト企業であると言えそうです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

この記事では、旭化成の入社難易度・離職率・年収、採用・出身大学などについて詳しく解説しました。

改めて結論ですが、東洋経済ONLINEによると旭化成の入社難易度は61.2、学歴フィルターはありません。

多くの学生から人気を誇る旭化成へ内定するためには、適切な就職活動の対策を行うことが必須でしょう。

長期インターンでの経験は即戦力であることやその行動力を評価されることで、就職活動において有利に働くとして近年注目されています。

充実した学生生活と将来のキャリア形成のために、長期インターンという選択肢を真剣に考えてみてください。

U-inTernでは、事前審査をクリアした信頼できる長期インターン求人だけを扱っています。ぜひ利用してみてください！

自分に合ったインターンを選んで、充実した学生生活を送りましょう！

＼ ハイキャリアへ導く長期インターン求人サイト ／

運営者情報

「U-inTern」は、認可情報と届出受理番号（５１ー募ー００１１５７）を持つ株式会社TENRYUが運営しています。

会社名	株式会社TENRYU
URL	https://u-intern.com/kaisyagaiyou
本社所在地	〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F−C
法人番号	1011001159930
設立日	2024年2月6日
代表者	福本　天
事業内容	長期インターン求人サイト「U-inTern」の運営
許認可	特定募集情報等提供事業者　 届出受理番号（５１ー募ー００１１５７）