【2025年最新版】コマツはやばい？給料は安い？初任給や平均年収、離職率、就職難易度についてもご紹介！

長期インターンを探すなら、U-inTern(ユーインターン)がおすすめ！長期インターン経験豊富な現役学生アドバイザーが、同じ学生目線で企業の探し方や面接対策までサポートします。

＼ 東大早慶生が選ぶ長期インターン求人サイト ／

コマツってどんな会社？強みは？

コマツは、1921年に創業した日本を代表する総合機械メーカーです。
ブルドーザーや油圧ショベルといった建設・鉱山機械の分野で、世界第2位のシェアを誇ります。

長年培ってきた高い技術力と、世界151カ国に広がる強力な販売・サービス網が大きな強みです。
近年では、ドローンやICT建機を活用して建設現場全体の安全性と生産性を向上させるソリューション「スマートコンストラクション」を推進するなど、業界のデジタル化をリードする先進的な取り組みでも知られています。

会社名	株式会社 小松製作所
本社所在地	1921年（大正10年）5月13日
社長	今吉 琢也
設立日	1921年5月13日
資本金	727億9,500万円
時価総額	4兆7,243億3,500万円（2025年8月現在）
従業員数	単独：12,344人（2024年度） 連結：66,697人（2024年度）
平均年収	859万1,258円（2024年度）
新卒採用人数	300人（2024年度）

コマツはブラック企業なの？残業時間は？

コマツはブラック企業かということについて解説します。
結論、コマツはホワイト企業です。

公式HPによると、コマツは「健康経営優良法人（ホワイト500）」に認定されています。
これは、経済産業省が従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業を評価する制度です。

また、子育てサポート企業として厚生労働大臣が認定する「くるみん」も取得しており、社員が仕事と子育てを両立しやすい環境づくりに努めていることがわかります。

また、コマツ「新卒採用」によると、コマツは社員のワークライフバランスを重視しています。
フレックスタイム制度が多くの部署で導入されており、個人の都合に合わせた柔軟な働き方が可能です。

また、在宅勤務制度も整っており、育児や介護などのライフイベントに応じて働き方を選択できます。
年間休日は128日と多く、有給休暇も年20日付与されるなど、プライベートの時間も大切にできる環境です。

さらに、OpenWorkに記載されているコマツに対する口コミとして、以下のようなものがありました。

こちらの口コミからは、コマツの制度が実際に活用され、ワークライフバランスが非常に取りやすい企業文化であることが伝わってきますね。
年間休日の多さに加え、有給休暇も上司の理解のもとで完全に消化できる環境は、社員を大切にしている証と言えるでしょう。

ワークライフバランスは、充実していると言える。 部門によるだろうが基本的に残業時間は最大45時間。私の部署では平均20時間程度。有休消化についても付与20日全てを消化するよう指示がある。上司もその点については理解しているため休暇も取りやすい。そもそも本来会社で設定している休日が年間128日と他社に比べて多いため、有給と合わせてこれ以上休暇を取れる会社は、他にないであろう。 あまり使っている人は、いないが病気、看護等の休暇については、ライフサポート休暇が年間5日付与され毎年積立となっているため万が一の際にも欠勤となることは少ない。

（技術営業／男性／新卒入社／2025年度）

実際の平均残業時間はどうなっているのでしょうか。

OpenWorkによれば、2023年度の平均残業時間は22.7時間です。

厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和6年分結果確報」によると、一般労働者の月平均残業時間は13.5時間となっています。
これと比較すると、コマツの平均残業時間はやや多めではあるものの、許容範囲内と言えるでしょう。

また、働きやすい環境や適切な労働管理が整っている点を踏まえると、総合的に見てコマツはホワイト企業と評価できそうです。

コマツを辞めたいという人の声は？

OpenWorkなどの口コミによると、コマツは安定性や待遇面で高く評価されていますが、退職理由としては「年功序列で保守的な社風」や「意思決定のスピードの遅さ」を挙げる声が見られます。

安定した環境である一方、若いうちから裁量権を持って働きたい、よりスピード感のある環境で成長したいと考える人には、物足りなさを感じる場合があるようです。

また、グローバル企業ならではの全国転勤や海外赴任が、ライフプランニングの観点から退職のきっかけになるケースもあります。

コマツの離職率・平均勤続年数について

コマツの離職率・平均勤続年数についてご紹介します。

有価証券報告書（2024年度）によるコマツの平均勤続年数は16.9年で、コマツの「ESGデータ」によるコマツの離職率は1.4%です。

また、以下に直近10年間の平均勤続年数を記載しました。

コマツの平均勤続年数はこの10年間で着実に伸び続けていることが分かります。
国税庁の「民間給与実態統計調査」による日本の平均勤続年数が12.5（2023年度）であることを考えると、コマツは非常に高い水準です。

これは、社員が長期にわたって安心してキャリアを築ける環境が整っており、定着率が極めて高いことを示しています。
1.4%という低い離職率も、働きやすい企業であることの裏付けと言えるでしょう。

年度	平均勤続年数
2024年度	16.9年
2023年度	16.7年
2022年度	16.4年
2021年度	15.9年
2020年度	15.3年
2019年度	15.1年
2018年度	14.3年
2017年度	14.1年
2016年度	14.6年
2015年度	14.3年

コマツの入社難易度・就職難易度について

コマツの入社難易度・就職難易度についてご紹介します。

冒頭でも紹介したように、東洋経済ONLINEの「入社が難しい有名企業ランキング200社」で、コマツは160位・入社難易度は58.5とされています。

1位のマッキンゼー・アンド・カンパニの入社難易度が68.9であることを踏まえると、最難関とまでは言えないものの、高水準であることは間違いありません。十分に難関企業と呼べるレベルの数値ですね。

コマツの入社難易度が高い要因としては、採用枠の限られた選考プロセスや企業のブランド力の高さが挙げられます。
特に、求められるスキルや適性の厳格な審査が影響し、多くの志望者にとって狭き門となっています。

コマツの採用人数・倍率について

マイナビによると、コマツの新卒採用人数は300名（2024年度）となっています。

以下に、直近3年間の男女それぞれの採用人数を記載しました。

過去3年間の採用実績を見ると、採用人数は254名から300名へと年々増加しており、事業拡大に向けて積極的に人材を採用していることが分かります。

男女比については、男性が7割強と多いものの、女性も毎年安定して採用されており、全体の約4分の1を占めています。
建設機械メーカーという業界特性を踏まえると、性別に関わらず多様な人材を確保しようとする意欲がうかがえるデータと言えるでしょう。

また、リクナビのプレエントリー候補リスト登録人数が2,098名であるため、コマツの新卒採用倍率は6.9〜8.2倍と想定されます。

年度	男性の新卒採用者数	女性の新卒採用者数	合計
2023年度	224人	76人	300人
2022年度	209人	81人	290人
2021年度	186人	68人	254人

就職活動において近年高く評価されているのが、実際の企業で学生のうちから働く経験を積める『長期インターン』です。実際に、東大・早慶など関東の上位層とされる大学生のうち長期インターンを経験する方が増加しています。

一方で、大学生全体の長期インターン参加率は3%と言われているため、希少性という面でも就職活動において大きなアドバンテージとなります。

就職活動前に長期インターンを始めることで、選考中のガクチカやアピールポイントとして使うことができるため、就活に不安を感じる方は参加することを強くオススメします！

＼ 東大早慶生が選ぶ長期インターン求人サイト ／

コマツの採用大学・出身大学について

ここからはコマツの採用大学・出身大学についてご紹介します。

マイナビによると、コマツの採用大学・出身大学は以下のようになっています。

＜大学院＞
北海道大学、東京工業大学、東京大学、東京農工大学、東京理科大学、同志社大学、東北大学、筑波大学、慶應義塾大学、明治大学、早稲田大学、横浜国立大学、金沢大学、名古屋大学、名古屋工業大学、京都大学、立命館大学、大阪大学、岡山大学、神戸大学、広島大学、大阪府立大学、九州工業大学

＜大学＞
筑波大学、慶應義塾大学、東京理科大学、同志社大学、明治大学、早稲田大学、横浜国立大学、名古屋工業大学、立命館大学、岡山大学、大阪市立大学、上智大学、法政大学、一橋大学、神戸市外国語大学、国際基督教大学、関西学院大学、立教大学

これを見る限り、コマツには学歴フィルターがないということが分かります。

一方で、大学通信オンラインによると、コマツの採用大学・出身大学ランキングは以下のようになっています。

このランキングから、ある程度は選考の中で学歴を重視していることも事実だといえるでしょう。

順位	大学名	就職者数
1位	金沢大学	12人
2位	同志社大学	11人
3位	東京工業大学	10人
	大阪大学
5位	東京大学	8人
6位	東京農工大学	6人
	明治大学
	早稲田大学
9位	横浜国立大学	5人
	東京理科大学
	立命館大学

コマツの平均年収は？

年収についてですが有価証券報告書（2024年度）によると、コマツの平均年収は859万1,258円と記載されています。

また、以下に直近10年間の平均年収を記載しました。

過去10年間で、710万円を下回ることはなく非常に高い水準で推移していると言えます。

国税庁の「令和５年分　民間給与実態統計調査」による日本の平均年収460万円と比較すると、コマツの年収はその2倍近くに達しており、極めて高い水準であることがわかります。

表からも分かるように、過去10年間、安定して高水準を維持しているだけでなく、近年は上昇傾向が顕著です。
これは、安定した経営基盤と、業績を社員に還元する企業姿勢の表れであり、待遇面で非常に魅力的な企業と言えるでしょう。

年度	平均年収
2024年度	859万1,258円
2023年度	830万8,017円
2022年度	780万9,998円
2021年度	747万1,391円
2020年度	718万6,395円
2019年度	746万7,775円
2018年度	760万8,424円
2017年度	738万7,475円
2016年度	716万2,627円
2015年度	711万1,071円

コマツの執行役員の年収は？

コマツの執行役員の年収について、個別の報酬額は開示されていません。

2025年3月期の有価証券報告書によると、取締役10名（社外取締役を除く）に対する報酬総額は13億1,700万円でした。
単純計算すると取締役1人当たり約1.3億円となりますが、これには株式報酬などが含まれており、また執行役員の報酬とは異なります。

一般的に大手企業の執行役員の年収は3,000万円〜5,000万円程度とされています。
コマツでは部長クラスの年収が1,500万円前後に達することを考慮すると、その上位職である執行役員の年収は、推定で2,500万円〜5,000万円程度と想定されます。
ただし、実際の金額は個人の成果や会社の業績によって大きく変動します。

コマツにおける初任給

公式サイトによると、コマツにおける新卒1年目の基本給は、全国採用の修士了で30万7,300円、大学卒で28万7,300円と記載されています。

これに賞与が年2回支給されるため、賞与を給与の6ヶ月分とするとコマツにおける新卒1年目の年収は合計で480~550万円でしょう。

職種	基本給
全社採用　技術系	修士了：30万7,300円/月 大学卒：28万7,300円/月
全社採用　事務系
事業所採用　技術系	修士了：28万6,300円/月 大学卒：26万6300円/月
事業所採用　事務系
事業所採用　技能系

コマツにおける年齢別の年収

ここから、各年齢や階級別の年収についてそれぞれ詳しく解説していきます。
(実力による昇進が多く存在するため、あくまでも平均的な年収の目安としてご覧ください。)

OpenWorkのデータを元に、新卒でコマツへ入社し、平均的なキャリアを送った場合の年齢別の年収をまとめました。(残業代・賞与も含む)

コマツでは、約50歳で年収1000万円へ到達します。

コマツの年収は、年齢とともに着実に昇給していく安定した年功序列の給与体系がうかがえます。
建設機械業界の競合である日立建機などと比較しても、その水準は業界内でトップクラスです。

40代で年収1,000万円の大台に到達することも十分に可能であり、これは企業の安定性と成長性の高さを物語っています。
また、この高い給与水準に加え、手厚い福利厚生も整備されているため、非常に恵まれた待遇で働くことができる企業と言えます。

年齢	年収
25歳	380~630万円
30歳	470~780万円
35歳	590~970万円
40歳	700~1,150万円
45歳	758~1,250万円
50歳	830~1,370万円

コマツの退職金はいくら？

コマツの退職金の具体的な金額は、個人の勤続年数や役職に応じて変動するため、公表されていません。

制度としては、確定給付企業年金（DB）と確定拠出年金（DC）が導入されており、安定した資産形成を支える仕組みが整っています。
また、ライフプランに応じて退職金の一部を賞与に上乗せして受け取れる「退職金前払い制度」も選択可能です。

複数の口コミサイトの情報を総合すると、大卒の総合職が定年まで勤め上げた場合、2,000万円～2,500万円程度が一つの目安とされているようです。
これはあくまでも口コミに基づく推定値ですが、日本の大手製造業の中でも手厚い水準であると言えるでしょう。

コマツに関してよくある質問

コマツの採用について

コマツの採用選考は、学生一人ひとりのポテンシャルと人柄をじっくり見極めるプロセスが特徴です。

実際の選考フローは、全社採用と事業所ごと一部異なるようですが、公式サイトやマイナビなどを参考にまとめると以下の通りです。

選考全体を通して、コマツの企業理念や事業内容への深い理解と、そこで自身がどう貢献したいかを論理的に伝える準備が重要と言えるでしょう。

コマツの社風は？

コマツの社風は、総じて「真面目で堅実」と言えます。
創業100年を超える歴史を持つ大手メーカーらしく、落ち着いた雰囲気の中で着実に仕事を進める文化が根付いています。

全社員が共有する「コマツウェイ」という価値観があり、コンプライアンス意識が非常に高く、誠実な人が多いと評判です。

一方、伝統的な企業ならではの年功序列の側面や、意思決定に時間がかかるという声も見られます。

しかし、近年は海外売上高が85%を占めるグローバル企業として、多様な人材が活躍できる環境づくりも進んでいます。
安定した環境で腰を据えてキャリアを築きたい人にとって、非常に魅力的な社風と言えるでしょう。

コマツの福利厚生は？

コマツは、社員が安心して長く働き続けられるよう、業界トップクラスの手厚い福利厚生制度を整えています。
特に、休日休暇制度の充実や、社員一人ひとりのライフスタイルに合わせて柔軟に利用できる制度が大きな魅力です。

公式サイトやOpenWorkなどの口コミを参考にまとめると、コマツの主な福利厚生制度は以下の通りです。

これらの制度は、社員のプライベートな時間や家庭生活を大切にしながら、キャリアを築いていけるよう強力にサポートしてくれます。
特に、年間128日という圧倒的な休日の多さや、充実した資産形成支援制度は、ワークライフバランスと長期的な安定性を重視する就活生にとって、非常に魅力的なポイントと言えるでしょう。

コマツの期間工はきつい？

コマツの期間工の仕事は、その待遇の良さから人気がありますが、「きつい」という声も聞かれます。

仕事の主な内容は、建設機械の部品組立や加工、運搬などです。
多くはライン作業での立ち仕事となり、決められた時間内に正確な作業を繰り返すことが求められます。

また、2交替制や3交替制といった夜勤を含む勤務形態が基本となるため、生活リズムを整えるのが大変な点も「きつい」と感じる一因です。
体力的な負担に加え、単調な作業の繰り返しや生産目標に対するプレッシャーを精神的に負担に感じる人もいるようです。

一方で、期間工は給与水準が高く、満了金や各種手当も充実しているため、短期間で集中的に稼ぎたい人にとっては大きなメリットがあります。
また、寮や食堂といった福利厚生が整っており、未経験からでも始められる手厚い研修制度も魅力です。
さらに、勤務態度や実績が評価されれば、正社員への登用の道も開かれています。

結論として、体力的な負担や規則的な生活が求められる厳しさはありますが、その分高い報酬と安定した生活基盤、そしてキャリアアップの可能性が用意されている働き方と言えるでしょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

この記事では、コマツがやばい会社なのかどうか、給料は安いのかや初任給、平均年収や離職率、就職難易度などについて詳しく解説しました。

改めて結論ですが、コマツは全くやばくありません！

東洋経済ONLINEによるとコマツの入社難易度は58.5、学歴フィルターはありません。

多くの学生から人気を誇るコマツへ内定するためには、適切な就職活動の対策を行うことが必須でしょう。

長期インターンでの経験は即戦力であることやその行動力を評価されることで、就職活動において有利に働くとして近年注目されています。

充実した学生生活と将来のキャリア形成のために、長期インターンという選択肢を真剣に考えてみてください。

U-inTernでは、事前審査をクリアした信頼できる長期インターン求人だけを扱っています。ぜひ利用してみてください！

自分に合ったインターンを選んで、充実した学生生活を送りましょう！

＼ 東大早慶生が選ぶ長期インターン求人サイト ／

運営者情報

「U-inTern」は、認可情報と届出受理番号（５１ー募ー００１１５７）を持つ株式会社TENRYUが運営しています。

会社名	株式会社TENRYU
URL	https://u-intern.com/kaisyagaiyou
本社所在地	〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F−C
法人番号	1011001159930
設立日	2024年2月6日
代表者	福本　天
事業内容	長期インターン求人サイト「U-inTern」の運営
許認可	特定募集情報等提供事業者　 届出受理番号（５１ー募ー００１１５７）