日本取引所グループは、日本の金融市場の中核を担う取引所グループであり、東京証券取引所や大阪取引所を傘下に持っています。
就活市場においても大きな人気を博す日本取引所グループへの就職を望む学生も少なくないでしょう。
就職四季報2025~2026年版によると、全国の多様な大学から幅広く人材を採用しており、特定の大学に限定した「学歴フィルター」は存在しないと考えられます。
この記事では、日本取引所グループの採用大学についてご紹介するだけでなく、年収や就職難易度、インターンについて解説します!
日本取引所グループのインターンについても記事の最後で言及していますので、最後までお読みください!
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日本取引所グループってどんな会社?
日本取引所グループ(JPX)は、国内外の金融市場を支える中核的なインフラの提供が強みです。
同グループは東京証券取引所や大阪取引所などを運営し、証券・デリバティブ市場の円滑な取引を可能にするだけでなく、金融市場全体の透明性や安定性を維持する役割を担っています。
また、最新技術を活用したシステムの構築や運用能力にも定評があり、市場参加者の信頼を得ていることが伺えますね。
仕事内容は、市場運営やシステム開発、リスク管理、規制対応、データ提供サービスの提供など多岐にわたります。
具体的には、取引ルールの策定、取引システムの運用・改善、市場データの分析と提供、上場企業との連携業務、さらにはESG関連の取り組み強化などが挙げられます。
グローバル市場との連携を進める機会もあり、専門性を活かしながら成長できる環境ですね!
会社名 | 株式会社日本取引所グループ |
設立日 | 2013年1月1日 |
資本金 | 115億円 |
時価総額 | 1兆8431億59百万円(2024年12月現在) |
従業員数 | 214人 |
平均年収 | 1066万7254円 |
新卒採用人数 | 30人(2023年度) |
日本取引所グループの採用・出身大学について
日本取引所グループの採用・出身大学についてご紹介します。
リクナビによると、日本取引所グループの採用・出身大学は以下のようになっています。
青山学院大学、麻布大学、大阪市立大学、大阪大学、大阪大学大学院、大阪府立大学、お茶の水女子大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、九州大学、九州大学大学院、京都大学、京都大学大学院、慶應義塾大学、慶應義塾大学大学院、神戸大学、国際教養大学、首都大学東京、上智大学、成蹊大学、聖心女子大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、津田塾大学、電気通信大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京工業大学大学院、東京大学、東京大学大学院、東京農工大学、東京農工大学大学院、東京理科大学、東京理科大学大学院、東北大学、同志社大学、長野大学、名古屋大学、一橋大学、広島大学、法政大学、北海道大学、明治大学、明治大学大学院、横浜国立大学、横浜市立大学、横浜市立大学大学院、立教大学、立命館大学、早稲田大学、早稲田大学大学院
これを見る限り、日本取引所グループには学歴フィルターがないということが分かります。
一方で、大学通信オンラインによると、日本取引所グループの採用・出身大学ランキングは以下のようになっています。
このランキングから、ある程度は選考の中で学歴を重視していることも事実だといえるでしょう。
順位 | 大学名 | 就職者数 |
---|---|---|
1位 | 慶應義塾大学 | 4人 |
2位 | 一橋大学 | 3人 |
京都大学 | ||
4位 | 東北大学 | 2人 |
九州大学 | ||
早稲田大学 | ||
7位 | 関西学院大学 | 1人 |
金沢大学 | ||
神戸大学 | ||
千葉大学 | ||
青山学院大学 | ||
学習院大学 | ||
東京大学 | ||
名古屋大学 |
日本取引所グループの採用人数・採用倍率について
日本取引所グループ「JPXのESG情報」によると、日本取引所グループの新卒採用人数は30名(2023年度)となっています。
以下に、直近3年間の男女それぞれの採用人数を記載しました。
3年間を通して、男性が約6割、女性が約4割と比較的バランスの取れた採用となっており、採用者数は年々増加しています。
この増加は、新卒採用の強化や多様性の推進といった取り組みの結果と考えられますね。
年度 | 男性の新卒採用者数 | 女性の新卒採用者数 | 合計 |
---|---|---|---|
2023年度 | 18人 | 12人 | 30人 |
2022年度 | 15人 | 12人 | 27人 |
2021年度 | 14人 | 11人 | 25人 |
就職活動において近年高く評価されているのが、実際の企業で学生のうちから働く経験を積める『長期インターン』です。実際に、東大・早慶など関東の上位層とされる大学生のうち長期インターンを経験する方が増加しています。
一方で、大学生全体の長期インターン参加率は3%と言われているため、希少性という面でも就職活動において大きなアドバンテージとなります。
就職活動前に長期インターンを始めることで、選考中のガクチカやアピールポイントとして使うことができるため、就活に不安を感じる方は参加することを強くオススメします!
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日本取引所グループの年収は?
年収についてですが有価証券報告書(2023年度)によると、日本取引所グループの平均年収は1066万7254円と記載されています。
また、以下に直近9年間の平均年収を記載しました。
過去9年間で、1000万円を下回ることはなく非常に高い水準で推移していると言えます。
高水準の平均年収は、日本取引所グループの業績の安定性や専門性の高い業務内容を反映していると考えられます。
また、同水準の給与は競争力のある優秀な人材を引きつける要因にもなっているでしょう。
年度 | 平均年収 |
---|---|
2023年度 | 1066万7254円 |
2022年度 | 1056万6018円 |
2021年度 | 1034万7816円 |
2020年度 | 1028万7741円 |
2019年度 | 1017万5478円 |
2018年度 | 1023万6025円 |
2017年度 | 1014万1647円 |
2016年度 | 1012万6287円 |
2015年度 | 1010万7881円 |
日本取引所グループにおける初任給
公式サイトによると、日本取引所グループにおける新卒1年目の基本給は、修士了で25万5千円、大学卒で24万円と記載されています。
これに賞与が年2回(6月、12月)支給されるため、日本取引所グループにおける新卒1年目の年収は合計で400~450万円でしょう。
職種 | 基本給 |
---|---|
GSコース | 修士了:25万5千円/月 大学卒:24万円/月 |
DSコース | |
SSコース | 大学卒:23万6千円 |
日本取引所グループの入社・就職難易度について
日本取引所グループの入社・就職難易度についてご紹介します。
冒頭でも紹介したように、東洋経済ONLINEの「入社が難しいトップ企業ランキング」で、日本取引所グループは25位・入社難易度は62.1とされています。
参考までに、ランキング1位のマッキンゼー・アンド・カンパニーの入社難易度が68.9であることを踏まえると、日本取引所グループも十分に「難関企業」と呼べる水準に位置していることがわかりますね。
同グループの入社難易度が高い理由としては、採用人数の少なさや企業ブランド力の高さが挙げられます。
限られた枠を争う厳しい選考プロセスが、多くの求職者にとって挑戦的なものとなっていることが伺えますね。
日本取引所グループの離職率・平均勤続年数について
日本取引所グループの離職率・平均勤続年数についてご紹介します。
有価証券報告書(2023年度)による日本取引所グループの平均勤続年数は19.8年で、日本取引所グループ「JPXのESG情報」による日本取引所グループの離職率は1.7%です。
また、以下に直近10年間の平均勤続年数を記載しました。
このデータからは、日本取引所グループの職場環境が社員の長期的な勤務を支える安定したものだとわかりますね。
特に安定性や成長機会を重視する求職者にとっては、魅力的なポイントといえるでしょう。
年度 | 平均勤続年数 |
---|---|
2023年度 | 19.8年 |
2022年度 | 20.4年 |
2021年度 | 19.9年 |
2020年度 | 19.1年 |
2019年度 | 17.1年 |
2018年度 | 17.3年 |
2017年度 | 17.9年 |
2016年度 | 18.0年 |
2015年度 | 19.7年 |
2014年度 | 19.8年 |
日本取引所グループはブラック企業なの?
日本取引所グループはブラック企業かということについて解説します。
日本取引所グループは、社員の働きやすさを重視し、標準労働時間を1日7時間と設定しています。
一方、在宅勤務に関しては、OpenWorkによれば、原則出社とされており、在宅勤務には一定の制限があるようです。
これらの情報を総合すると、日本取引所グループは労働時間の管理や福利厚生において適切な取り組みを行っていると考えられますね。
ただし、在宅勤務の柔軟性に関しては、他の企業と比較して制限がある点も認識しておく必要があります。
実際の平均残業時間はどうなっているのでしょうか。
日本取引所グループ「JPXのESG情報」によれば、2023年度の平均残業時間は24時間55分です。日本取引所グループの所定労働時間は1日7時間と短いため、法定労働時間(8時間)を基準に換算すると、実質的な残業時間は約4.9時間となります。
厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和4年分結果確報」によると、一般労働者の月平均残業時間13.8時間であり、比較すると4.9時間はそれよりも少ないと言えるでしょう。
これらを総合的に判断した結果、日本取引所グループはホワイト企業であると言えそうです。
日本取引所グループのインターンについて
日本取引所グループでは、皆様のキャリア形成を支援するため、国内の4年制大学または大学院に在籍の方(全学部対象、文理不問)を対象に、プログラムを開催しています。
JPX 2Days Winter Workshop
冬季に開催される2日間のワークショップ形式のインターンシップです。参加者は、上場推進部のプロジェクトを題材にしたグループワークやディスカッションを通じて、取引所業務の理解を深めます。オンライン形式で実施され、全国から参加可能です。
最新のインターンシップ情報や募集要項については、JPXの新卒採用情報サイトや各就職情報サイトをご確認ください。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
この記事では、日本取引所グループの採用大学についてご紹介するだけでなく、年収や就職難易度、インターンについて詳しく解説しました。
改めて結論ですが、日本取引所グループは全国の多様な大学から人材を採用しており、特定の大学に限定した学歴フィルターは存在しません。
有価証券報告書によると、日本取引所グループの平均年収は約1,057万円と高水準です。
就職四季報2025~2026年版によると日本取引所グループの就職難易度は62.1で、日本取引所グループは学生向けに2日間のインターンシップを提供しています。
多くの学生から人気を誇る日本取引所グループへ内定するためには、適切な就職活動の対策を行うことが必須でしょう。
長期インターンでの経験は即戦力であることやその行動力を評価されることで、就職活動において有利に働くとして近年注目されています。
充実した学生生活と将来のキャリア形成のために、長期インターンという選択肢を真剣に考えてみてください。
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設立日 | 2024年2月6日 |
代表者 | 福本 天 |
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許認可 | 特定募集情報等提供事業者 届出受理番号(51ー募ー001157) |