【2025年最新版】JTの出世コース・勤務地は？就職難易度、採用大学、平均年収、福利厚生も併せてご紹介！

長期インターンを探すなら、U-inTern(ユーインターン)がおすすめ！長期インターン経験豊富な現役学生アドバイザーが、同じ学生目線で企業の探し方や面接対策までサポートします。

＼ ハイキャリアへ導く長期インターン求人サイト ／

JTってどんな会社？

JT（日本たばこ産業株式会社）は、たばこ事業を中心に、医薬品事業、加工食品事業も展開するグローバル企業です。
1985年に日本専売公社から民営化され、国内たばこ市場で高いシェアを誇ります。

「メビウス」や「セブンスター」などのブランドで知られ、近年は加熱式たばこ「Ploom」シリーズにも注力。
また、医薬品や加工食品分野でも、独自の技術とブランド力を活かして事業を拡大しています。

会社名	日本たばこ産業株式会社
設立日	1985年4月1日
資本金	1,000億円
時価総額	7兆7,260億円（2025年3月現在）
従業員数	連結 53,239人（2023年12月31日現在） 単体 5,940人（2023年12月31日現在）
平均年収	927万4円（2023年度）
新卒採用人数	101名（2023年度）

JTの業務内容は？

公式ページによれば、JTの業務内容は、大きく分けて「たばこ事業」「医薬事業」「加工食品事業」の3つがあります。

これらの事業はそれぞれ独立しているのではなく、各部門が連携しながら価値を高めていく「バリューチェーン」の考え方のもと、運営されています。

総合職として入社した場合、営業、製造、原料調達、スタッフ業務（人事、経理、ファイナンスなど）といった多様な職種を経験し、キャリアを積むことができます。

JTの出世コースは？

JTでのキャリアアップには、本社の主要部門（経営企画・財務・マーケティングなど）への配属や、海外勤務（JTインターナショナル：JTI）の経験が重要とされています。

① JTの出世コースとは？

東洋経済オンラインによると、JTで異例のスピード出世を遂げ、37歳で経営企画部長に抜擢された筒井岳彦氏がゲストとして登場し、JTの出世コースについて語られています。

彼の経歴を参考にすると、経営企画室への配属が出世コースの一つであることが伺えます。

② OpenWorkの口コミから見る出世の実態

JTの出世について、OpenWorkの口コミでは以下のような意見が寄せられています。

人事の人には素晴らしい人が多い一方で現場は、本社とは全く違うことを認識して入社すべき。 入ったときから出世コースが決められているかのような配属もある。 地方にいくとなかなか本社には戻れない。 上司にもどれだけ気に入られるかによって出世の道は決まる。 早くに本社に行きすぎると、能力不足で逆に出世から外されることもあるので、まずは自分のスキルを高めることに集中すべき。自信がついたら本社へという流れがなおよし。

（M&S／20代男性／新卒入社／2024年度）

以上を踏まえると、JTで出世を目指すポイントは以下の四つです。

・本社（経営企画・財務・マーケティングなど）に早期配属されるかどうか
・地方勤務になった場合でも、成果を上げて本社復帰を狙う
・上司や経営層との関係構築も考慮する
・能力不足での早期本社配属はリスクになるため、スキルを磨いてから本社を目指すのが理想

JTの出世ルートは本社配属＋海外経験がカギとされており、戦略的にキャリアを考えることが重要だとわかりますね！

JTの勤務地は？

JT「新卒採用」によると、新卒採用（総合職）における職種ごとの主な勤務地は以下の通りです。

総合職として入社する場合、いずれの職種も全国転勤の可能性があることに留意が必要です。
特に営業、ボーダレスは全国各地への転勤が想定されます。

JTの入社・就職難易度について

JTの入社・就職難易度についてご紹介します。

冒頭でも紹介したように、東洋経済ONLINEの「入社が難しい有名企業ランキング200社」で、JTは93位・就職難易度は59.8とされています。

1位のマッキンゼー・アンド・カンパニの入社難易度が68.9であることを踏まえると、最難関とまでは言えないものの、高水準であることは間違いありません。十分に難関企業と呼べるレベルの数値ですね。

JTの入社難易度が高い要因としては、採用枠の限られた選考プロセスや企業のブランド力の高さが挙げられます。
特に、求められるスキルや適性の厳格な審査が影響し、多くの志望者にとって狭き門となっています。

JTの離職率・平均勤続年数について

JTの離職率・平均勤続年数についてご紹介します。

有価証券報告書（2023年度）によるJTの平均勤続年数は15.2年で、公式HPによるJTの離職率は4.02%です。

また、以下に直近9年間の平均勤続年数を記載しました。

JTの平均勤続年数は、2021年度の18.3年から2022年度には15.4年へと大きく減少しました。
これは、組織再編や早期退職制度の実施など、会社側の要因が影響していると考えられます。
2023年度も15.2年とさらに減少しており、この傾向が続くか注視が必要です。

ただし、他の大企業や業界平均と比較すると依然として比較的長い勤続年数であり、長期的に働く従業員が多い企業であると言えます。

年度	平均勤続年数
2023年度	15.2年
2022年度	15.4年
2021年度	18.3年
2020年度	18.1年
2019年度	18.3年
2018年度	18.3年
2017年度	18.5年
2016年度	18.6年
2015年度	19.1年

JTの採用人数・倍率について

就職四季報によると、JTの新卒採用人数は101名（2023年度）となっています。

以下に、直近3年間の男女それぞれの採用人数を記載しました。
JTの直近3年間の新卒採用人数を見ると、2022年度から2023年度にかけて増加傾向にあります。

男女比については、2023年度は男性が6割強を占めていますが、女性の採用数も比較的多く、2022年度はほぼ同数です。
全体として、多様な人材の確保に努めている様子がうかがえます。

また、JTの採用倍率については、就職四季報などを参考にすると約30倍程度と考えられます。

年度	男性の新卒採用者数	女性の新卒採用者数	合計
2023年度	62人	39人	101人
2022年度	46人	40人	86人

就職活動において近年高く評価されているのが、実際の企業で学生のうちから働く経験を積める『長期インターン』です。実際に、東大・早慶など関東の上位層とされる大学生のうち長期インターンを経験する方が増加しています。

一方で、大学生全体の長期インターン参加率は3%と言われているため、希少性という面でも就職活動において大きなアドバンテージとなります。

就職活動前に長期インターンを始めることで、選考中のガクチカやアピールポイントとして使うことができるため、就活に不安を感じる方は参加することを強くオススメします！

＼ ハイキャリアへ導く長期インターン求人サイト ／

JTの採用大学・出身大学について

ここからはJTの採用大学・出身大学についてご紹介します。

マイナビによると、JTの採用大学・出身大学は以下のようになっています。

＜大学＞
青山学院大学、茨城大学、宇都宮大学、愛媛大学、大阪市立大学、大阪大学、大阪府立大学、岡山大学、小樽商科大学、香川大学、鹿児島大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、北九州市立大学、九州工業大学、九州大学、京都産業大学、近畿大学、熊本大学、慶應義塾大学、甲南大学、神戸大学、国際教養大学、駒澤大学、佐賀大学、滋賀大学、静岡大学、首都大学東京、信州大学、上智大学、成蹊大学、成城大学、西南学院大学、専修大学、高崎経済大学、多摩美術大学、千葉大学、中央大学、中京大学、筑波大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京大学、東京都市大学、東京農業大学、東京農工大学、東京理科大学、東北大学、東洋大学、富山大学、同志社大学、長崎大学、名古屋工業大学、名古屋市立大学、名古屋大学、南山大学、新潟大学、日本大学、一橋大学、広島修道大学、広島大学、福岡大学、福島大学、法政大学、北星学園大学、北海学園大学、北海道大学、三重大学、明治大学、山口大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、和歌山大学、早稲田大学　他

これを見る限り、JTには学歴フィルターがないということが分かります。

一方で、大学通信オンラインによると、JTの採用大学・出身大学ランキングは以下のようになっています。

このランキングから、ある程度は選考の中で学歴を重視していることも事実だといえるでしょう。

順位	大学名	就職者数
1位	早稲田大学	8人
2位	京都大学	7人
3位	北海道大学	6人
	東京大学
	明治大学
	立教大学
7位	大阪大学	5人
	九州大学
9位	東北大学	4人
	関西学院大学

JTの平均年収は？

年収についてですが有価証券報告書（2023年度）によると、JTの平均年収は927万円と記載されています。

また、以下に直近9年間の平均年収を記載しました。

過去10年間で、820万円を下回ることはなく非常に高い水準で推移していると言えます。

JTの平均年収は2018年度の822万4,787円を底に、その後は増加傾向にあることがわかりますね。
​特に2021年度以降は900万円を超え、2023年度には最高額の927万4円に達しています。​

この増加は、JTが近年進めている事業再編や効率化の成果、そして業績の回復が従業員の給与に反映されている可能性があります。​また、平均年収の増加とともに平均年齢や平均勤続年数の変化も見られ、組織内の人員構成やキャリアパスの多様化が進んでいるのでしょう。

年度	平均年収
2023年度	927万0,004円
2022年度	903万9,451円
2021年度	897万8,793円
2020年度	829万5,884円
2019年度	855万8,309円
2018年度	822万4,787円
2017年度	857万8,702円
2016年度	899万1,126円
2015年度	891万3,903円

JTにおける初任給

公式サイトによると、JTにおける新卒1年目の基本給は、修士了で26万9,000円、大学卒で25万2,600円と記載されています。

これに賞与が年2回支給されるため、賞与を給与の6ヶ月分とするとJTにおける新卒1年目の年収は合計で455~525万円でしょう。

職種	基本給
総合職	博士了：29万2,000円/月 修士了：26万9,000円/月 大学卒：25万2,600円/月

JTにおける年齢別の年収

ここから、各年齢や階級別の年収についてそれぞれ詳しく解説していきます。
(実力による昇進が多く存在するため、あくまでも平均的な年収の目安としてご覧ください。)

OpenWorkのデータを元に、新卒でJTへ入社し、平均的なキャリアを送った場合の年齢別の年収をまとめました。(残業代・賞与も含む)

JTでは、約45歳で年収1000万円へ到達します。

JTの年齢別年収は年功序列型ですが、同年代で年収の幅が広いことから、実力次第でも高年収が狙えるようですね。

住宅補助などの福利厚生も充実しており、生活水準は額面以上に高くなるでしょう。
競合他社との詳細な比較は困難ですが、食品業界全体で見ると高水準な年収と言えます。

年齢	年収
25歳	390~670万円
30歳	500~850万円
35歳	590~1,010万円
40歳	680~1,160万円
45歳	760~1,290万円
50歳	850~1,450万円

JTはブラック企業なの？

JTはブラック企業かということについて解説します。

公式HPによると、JTは「健康経営優良法人（ホワイト500）」に8年連続（2017年～2024年）で認定されています。
これは、経済産業省と日本健康会議が共同で、従業員の健康管理を経営的な視点から考え、戦略的に取り組んでいる企業を認定する制度です。
この認定は、JTが従業員の健康増進に力を入れていることの証と言えるでしょう。

次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」認定も受けており、仕事と子育ての両立支援にも積極的に取り組んでいます。

また、マイナビ「新卒採用」によると、JTは借上社宅制度やフレックスタイム制度など、福利厚生が充実しています。
基本労働時間も7時間40分と比較的短く、社員が働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。

さらに、OpenWorkに記載されているJTに対する口コミとして、以下のようなものがありました。

有給休暇はもちろんのこと、組合休暇や創立記念日など、休みが沢山あり、かつ100パーセント取得可能です。 また、残業もほぼなく、仮に残業になっても残業代は100パーセント支給です。また、営業は業務内容により休日対応が必要になることもありますが、もし休日に出勤となった場合は振替が取得できます。 併せて、取引先に直行直帰ができるので、出勤確認のための出社はありません。帰宅もわざわざ帰社する必要はなく、取引先から直接帰宅でき、通勤時間がないおかげで時間を有効活用できます。 他の企業がどの程度ワークライフバランスを重視しているかは不明ですが、個人的にはとても満足しています。入社時と比較し、組織体制が良い方向に変化しており、入社時には想像もしていなかった恩恵を沢山受けています。

（営業／女性／新卒入社／2024年度）

実際の平均残業時間はどうなっているのでしょうか。

JTの「健康経営各種データ」によれば、2023年度の平均残業時間は22時間です。

厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和6年分結果確報」によると、一般労働者の月平均残業時間は13.5時間となっています。
これと比較すると、JTの平均残業時間はやや多めではあるものの、許容範囲内と言えるでしょう。

また、働きやすい環境や適切な労働管理が整っている点を踏まえると、総合的に見てJTはホワイト企業と評価できそうです。

JTに関してよくある質問

JTのインターンについて【26卒】

JT「新卒採用」によると、2026年卒向けインターンシップのエントリー受付は終了しております。
インターンシップは、JTマイページから、以下の3点を提出することで選考が行われます。

・エントリーシート
・顔写真
・自己PR動画（1～2分）

注意点

エントリーシート提出後に自己PR動画の提出が可能になります。
10月上旬頃までに選考結果が通知される予定です。
定員は55名程度です。

本選考優遇案内・特典

〇 本選考優先案内
インターンに参加した一部の方は、2026年卒の新卒採用選考に優先的に案内されます。
※インターンの合否は本選考に影響しません。通常の本選考エントリーをすれば、一般選考ルートで応募できます。

〇 特典
インターン参加者の中から一部の方には、メンター社員によるキャリア相談の機会が提供されます。

今後の詳細はJTの採用ホームページやマイページで随時発表されるため、最新情報をこまめにチェックしましょう！

JTの社風は？

JTの社風は、一言で表すと「多様性を尊重し、挑戦を後押しする風土」と言えるでしょう。
主な特徴は、以下の通りです。

これらの特徴は、JTが「JT Group Way」として掲げる価値観（「Integrity」「Caring」「Challenging」）を体現したものであり、社員一人ひとりの成長と企業の持続的な発展を支えています。

JTの福利厚生は？

JTは、社員が働きやすい環境を整えるため、福利厚生制度を充実させています。
公式HPなどに掲載されている、主な制度は以下の通りです。

これらの制度を通じて、JTが社員の生活を多角的に支援し、安心して働ける環境を整えていることがわかりますね。

たばこ吸わなくてもJTに就職できる？

たばこを吸わなくても、JT（日本たばこ産業株式会社）に就職することは全く問題ありません。

JTの採用選考において、喫煙の有無は一切問われません。
これは、JTが「たばこ事業」だけでなく、「医薬事業」や「加工食品事業」も展開しており、多様な人材を求めているためです。

実際、JTの社員には喫煙者も非喫煙者もおり、喫煙しない社員も多く活躍しています。
JTグループの企業理念である「JT Group Way」では、「多様性の尊重」を掲げており、個人の価値観や嗜好に関わらず、誰もが働きやすい環境づくりに取り組んでいます。

したがって、「たばこを吸わないからJTには入れない」ということは全くありませんので、安心して選考に臨んでください。
企業研究や自己分析をしっかりと行い、JTが求める人物像に合致していることをアピールすることが大切です。

JTの面接はたばこ吸いながらできる？

皆さんの予想通り、JTの面接は、たばこを吸いながら受けることはできません！

JTの採用ホームページや採用情報サイトには、面接時の喫煙に関する明確な記載はありません。
しかし、一般的な企業と同様に、JTの選考においても、面接は公式なビジネスの場であり、社会人としてのマナーが求められます。

面接官に喫煙の許可を求めること自体、ビジネスマナーに反する行為と見なされる可能性が高いです。
また、喫煙によって面接官に不快感を与えたり、集中力を妨げたりするリスクも考えられます。

したがって、JTの選考においては、面接中に限らず選考期間中は喫煙を控えるのが賢明です。
どうしても喫煙したい場合は、面接会場の指定された喫煙場所で、面接の前後に行うようにしましょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

この記事では、JTの出世コースや勤務地、就職難易度や採用大学、平均年収や福利厚生などについて詳しく解説しました。

改めて結論ですが、JTには特定の出世コースというものは存在しません！
東洋経済ONLINEによるとJTの入社難易度は59.8、学歴フィルターはありません。

多くの学生から人気を誇るJTへ内定するためには、適切な就職活動の対策を行うことが必須でしょう。

長期インターンでの経験は即戦力であることやその行動力を評価されることで、就職活動において有利に働くとして近年注目されています。

充実した学生生活と将来のキャリア形成のために、長期インターンという選択肢を真剣に考えてみてください。

U-inTernでは、事前審査をクリアした信頼できる長期インターン求人だけを扱っています。ぜひ利用してみてください！

自分に合ったインターンを選んで、充実した学生生活を送りましょう！

＼ ハイキャリアへ導く長期インターン求人サイト ／

運営者情報

「U-inTern」は、認可情報と届出受理番号（５１ー募ー００１１５７）を持つ株式会社TENRYUが運営しています。

会社名	株式会社TENRYU
URL	https://u-intern.com/kaisyagaiyou
本社所在地	〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F−C
法人番号	1011001159930
設立日	2024年2月6日
代表者	福本　天
事業内容	長期インターン求人サイト「U-inTern」の運営
許認可	特定募集情報等提供事業者　 届出受理番号（５１ー募ー００１１５７）