楽天は、楽天は、日本を拠点とするインターネットサービス企業で、特にオンラインショッピングモール「楽天市場」を中心に、多様なデジタルサービスを展開しています。
金融サービス、通信、旅行、スポーツなど幅広い事業領域を持ち、国内外で事業を展開しています。
就活市場においても大きな人気を博す楽天への就職を望む学生も少なくないでしょう。
東洋経済ONLINEによると、楽天の就職難易度はマッキンゼーの68.9に対して60.4とされています。
この記事では、楽天の年収について年齢別でご紹介するだけでなく、就職難易度や離職率、採用・出身大学について解説します!
楽天がブラック企業なのかということについても記事の最後で言及していますので、最後までお読みください!
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楽天ってどんな会社?
楽天は、インターネットサービスを通じて世界中でビジネスを展開している企業で、Eコマースや金融、通信、デジタルコンテンツなど、幅広い分野でのサービスが特徴です。
特に、オンラインショッピングモール「楽天市場」は国内外で高い人気を誇り、幅広い顧客層に向けて利便性の高いプラットフォームを提供しています。
さらに、楽天はグローバルな環境でのキャリア成長を重視しており、英語を社内公用語にしているため、国際的なビジネススキルを磨くことができます。
また、フィンテックやモバイル通信の分野でも大きな役割を果たしており、技術革新やデジタルトランスフォーメーションに積極的に取り組む企業文化が、チャレンジ精神旺盛な学生にとって大きな魅力となっています。
会社名 | 楽天グループ株式会社 |
設立日 | 1997年2月7日 |
資本金 | 446,768百万円(2023年12月31日現在) |
時価総額 | 1兆9,564億円(2024年10月現在) |
従業員数 | 単体:10,350名 連結:30,830名 (2023年12月31日現在) |
平均年収 | 794万6376円(2023年12月31日現在) |
新卒採用人数 | 810人(2021年度) |
楽天の入社・就職難易度について
まずは、楽天の入社・就職難易度についてご紹介します。
冒頭でも紹介したように、東洋経済ONLINEの「入社が難しいトップ企業ランキング」で、楽天は77位・入社難易度は60.4とされています。
1位であるマッキンゼー・アンド・カンパニの入社難易度が68.9であることを考えると、最難関と言えるほどの水準ではありませんが、十分に難関企業と呼べるような数字ですね。
楽天の入社難易度が高い理由として、グローバルなビジネス環境に対応できる高度な英語力や、多岐にわたる事業分野における専門知識やスキルが求められるということが挙げられます。
また、技術革新に対する高い適応力や、チャレンジ精神が重視される企業文化も、応募者にとっての大きなハードルとなっています。
また、マイナビの「東大・京大就職人気ランキング」によると楽天は16位にランクインしており、日本のトップ層である東大・京大生からの志望が集まっていることも就職難易度を押し上げる理由といえるでしょう。
楽天の離職率・平均勤続年数について
次に、楽天の離職率・平均勤続年数についてご紹介します。
有価証券報告書(2023年12月)による楽天の平均勤続年数は5.1年です。離職率については公表されていない一方で、勤続年数から考えると非常に高い水準であることは間違いないでしょう。
現役社員に話を聞くと「入社から3年以内に30~40%が離職する」と言っている人もいました。
ただ、公式サイトによると2017年度に比べて2023年度の離職率は2.4ポイント下落したとのことで、今後の改善に期待できます。
また、以下に直近10年間の平均勤続年数を記載しました。
2023年度は少し落ちていますが、過去10年間の傾向として平均勤続年数がある程度伸び続けていると言えます。
年度 | 平均勤続年数 |
---|---|
2023年度 | 5.1年 |
2022年度 | 4.7年 |
2021年度 | 4.7年 |
2020年度 | 4.5年 |
2019年度 | 4.6年 |
2018年度 | 4.7年 |
2017年度 | 4.9年 |
2016年度 | 4.6年 |
2015年度 | 4.5年 |
2014年度 | 4.3年 |
楽天の採用人数・応募人数について
リクナビによると、楽天の新卒採用人数は810名(2021年度)となっています。
以下に、直近3年間の男女それぞれの採用人数を記載しました。
近年では特に男女のバランスを考慮した採用が進んでいることが伺えます。
例えば、2021年度の男性と女性の採用人数の差はわずか36人で、男女の均等採用に積極的に取り組んでいることが見て取れます。
年度 | 男性の新卒採用者数 | 女性の新卒採用者数 | 合計 |
---|---|---|---|
2021年度 | 423人 | 387人 | 810人 |
2020年度 | 404人 | 373人 | 777人 |
2019年度 | 218人 | 177人 | 395人 |
また、リクナビのプレエントリー候補者リスト登録人数が11万2341人であることから、楽天の新卒採用倍率は140~160倍と想定されます。
非常に高い倍率ではありますが、適切な選考対策を行うことで他の志願者を出し抜き内定を勝ち取りましょう!
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一方で、大学生全体の長期インターン参加率は3%と言われているため、希少性という面でも就職活動において大きなアドバンテージとなります。
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楽天の採用・出身大学について
ここからは楽天の採用・出身大学についてご紹介します。
マイナビによると、楽天の採用・出身大学は以下のようになっています。
<国内大学>
会津大学、青山学院大学、岩手県立大学、大阪大学、大阪芸術大学、大阪市立大学、大阪電気通信大学、大阪府立大学、お茶の水女子大学、香川大学、鹿児島大学、神奈川大学、金沢工業大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、北九州市立大学、九州大学、九州工業大学、京都大学、京都府立大学、近畿大学、熊本大学、慶應義塾大学、神戸大学、公立はこだて未来大学、国際基督教大学、国士舘大学、駒澤大学、埼玉大学、佐賀大学、滋賀大学、静岡大学、首都大学東京、上智大学、成蹊大学、専修大学、多摩美術大学、千葉大学、千葉工業大学、中央大学、中京大学、筑波大学、津田塾大学、デジタルハリウッド大学、電気通信大学、東海大学、東京大学、東京外国語大学、東京学芸大学、東京工科大学、東京工業大学、東京工芸大学、東京女子大学、東京農工大学、東京理科大学、東北大学、東北学院大学、東洋大学、同志社大学、獨協大学、長岡技術科学大学、長崎大学、名古屋大学、日本大学、日本女子大学、一橋大学、広島大学、広島市立大学、福岡大学、福岡工業大学、福岡女子大学、法政大学、北海道大学、武庫川女子大学、武蔵野美術大学、明治大学、明治学院大学、山口大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立正大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、和歌山大学、早稲田大学
<海外大学>
Harvard University,Stanford University,American University,Arizona State University,California State University,Indian institute of technology Bombay,Indiana University,Lindenwood University,Oklahoma State University,Pittsburg State University,San Francisco State University,San Jose State University,Los Angeles,Tecnologico de Monterrey campus Guadalajara,The University of Texas at Arlington,Univ. of Kansas,University of Arkansas,University of California,Berkeley,University of California,Los Angeles,Riverside,University of Exeter,University of Hawaii,University of Oxfor,University of LONDON SOAS,University of Sydney,Australian National University,University of Victoria,University Of Wales,Veermata Jijabai Technological Institute,Walsh University,Western Washington University,Yale University
これを見る限り、楽天には学歴フィルターがないということが分かります。
また、国内外の幅広い大学からの採用を積極的に行っており、海外大学出身者も多く採用している点が特徴です。
これにより、多様なバックグラウンドを持つ人材が集まり、グローバルなビジネス展開に寄与しています。
一方で、ダイヤモンドオンラインによると、2022年度の楽天の採用・出身大学ランキングは以下のようになっています。
このランキングから、ある程度は選考の中で学歴を重視していることも事実だといえるでしょう。
順位 | 大学名 | 就職者数 |
---|---|---|
1位 | 慶應義塾大学 | 76人 |
2位 | 早稲田大学 | 62人 |
3位 | 東京大学 | 47人 |
4位 | 上智大学 | 41人 |
5位 | 明治大学 | 35人 |
6位 | 大阪大学 | 31人 |
7位 | 一橋大学 | 30人 |
8位 | 同志社大学 | 28人 |
9位 | 青山学院大学 | 27人 |
10位 | 東北大学 | 24人 |
10位 | 法政大学 | 24人 |
楽天の年収は?
年収についてですが有価証券報告書(2023年12月)によると、楽天の平均年収は794万6376円と記載されています。
また、以下に直近10年間の平均年収と平均年齢をしました。
過去10年間で、660万円を下回ることはなく高い水準で推移していると言えます。また、2021年度以降は750万円以上を維持し、安定した年収の上昇傾向が見られます。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2023年度 | 794万6376円 | 34.4歳 |
2022年度 | 797万761円 | 34.4歳 |
2021年度 | 774万1773円 | 34.3歳 |
2020年度 | 745万199円 | 34.2歳 |
2019年度 | 755万6749円 | 34.4歳 |
2018年度 | 720万349円 | 34.4歳 |
2017年度 | 707万8415円 | 34.0歳 |
2016年度 | 689万2935円 | 33.7歳 |
2015年度 | 671万6248円 | 33.3歳 |
2014年度 | 660万7979円 | 32.8歳 |
楽天における新卒1年目の年収
楽天における新卒1年目の基本給は、公式サイトによると修士了で31万円、大学卒で30万円と記載されています。
これに賞与が年2回支給されるため、楽天における新卒1年目の年収は合計で380~400万円でしょう。
職種 | 基本給 |
---|---|
ビジネス総合職 | 修士了:31万円/月 大学卒:30万円/月 |
エンジニア職 | 30万円/月〜 ※給与は個人の専門知識や経験、実力に応じて決定されます。 |
楽天における年齢別の年収
ここから、各年齢や階級別の年収についてそれぞれ詳しく解説していきます。
(実力による昇進が多く存在するため、あくまでも平均的な年収の目安としてご覧ください。)
新卒で楽天へ入社し、平均的なキャリアを送った場合の年齢別の年収をまとめました。(残業代・賞与も含む)
楽天では、約50歳で年収1000万円へ到達します。
着実なキャリアアップを重ねることで、長期的に高い収入を得られる点が楽天の特徴です。特に、40代後半から大幅な年収アップが期待されます。
若手社員の年収水準は他社と比較しても高めで、キャリア初期から安定した収入が得られる一方、管理職や上級職に就くことで、さらなる収入増が見込まれます。
50歳で年収1000万円に到達するには、昇進や業績評価が重要なポイントとなり、特に管理職ポジションへの昇格が鍵となります。
年齢 | 年収 |
---|---|
25歳 | 380~500万円 |
30歳 | 500~700万円 |
35歳 | 700~800万円 |
40歳 | 800~900万円 |
45歳 | 900~1000万円 |
50歳 | 1000万円~ |
楽天における階級別の年収
楽天における階級別の年収もご紹介します。
楽天では、独自の階級性が設けられその階級によって基本給が変動します。
下から順に「B」「BB」「BBB」「A」「AA」「AAA」「S」という7つです。
楽天における階級と年収のイメージは下記の表をご覧ください。
階級 | 想定年収 | 年次・年齢 |
---|---|---|
B | 370~400万円 | 1~2年目 |
BB | 420~550万円 | 2~3年目 |
BBB | 580~750万円 | 3~6年目 |
A | 800~1100万円 | 10年目~ |
AA | 1100~1400万円 | 評価に応じて |
AAA | 評価に応じて | 評価に応じて |
S | 評価に応じて | 評価に応じて |
楽天での昇進は、明確なランク制度と業績評価を基に進められます。正社員はBからSまでのランクに分かれており、新卒社員は学部卒がBランク、院卒がBBランクからスタートします。
昇進の初期段階では、1年程度でBBに上がり、3年ほどでBBBランクに到達することが一般的です。このタイミングで基本給や賞与が大幅に増加するため、最初の昇進が収入に対する大きな転機となります。
ただし、BBB以上に昇進するためにはさらに時間がかかり、特にマネージャーレベルのA以上に到達するには、通常10年以上の経験が必要です。
また、新卒3年目までは全員がほぼ同じペースで昇進しますが、それ以降は個々の能力に応じたばらつきが生じます。昇給率やボーナスは会社の業績や部署ごとのインセンティブによって変動しますが、近年のモバイル事業の赤字などが昇給に影響しているという口コミもあります。
全体として、昇進は業績評価や相対評価に基づいて行われ、上司との目標設定が重要です。業績や自己評価の提出後、全社員での相対評価によって最終評価が決まりますが、評価制度はおおむね公正で、不透明感は少ないとの意見が見られます。
楽天はブラック企業なの?
最後に、楽天はブラック企業かということについて解説します。
楽天公式HPによると、2022年・2023年に、従業員に対し、特に優良な健康経営を行っている企業に与えられる「ホワイト500」に2年連続で認定されました。
また、楽天公式HP「福利厚生」によると、楽天は福利厚生が充実しており、特に柔軟な働き方や健康支援プログラムが評価されています。
例えば、リモートワーク制度や、カフェテリアのあるオフィスでは、朝・昼・晩の3食を基本無料で提供する食事補助など、従業員が働きやすい環境を整えている点が大きな魅力となっています。こうしたサポートにより、従業員の健康維持やワークライフバランスを重視した企業文化が感じられます。
さらに、openworkに記載されている楽天に対する口コミとして、以下のようなものがありました。
「約10年前と比較して、フレックス制の導入やコアタイムの設置など、働き方が大きく変化し、ワークライフバランスが改善されたと感じています。産休育休の取得実績も増えており、周囲の理解も厚い点が嬉しいです。部署によっては有給取得に差があるものの、全体的に取得しやすい雰囲気です。コロナを経て、リモートワークも基本的に週に1日可能になり、特殊な事情(例:子供が感染症になる)があれば、連続して5日在宅勤務が可能になるなど、以前と比べ業務とプライベートの両立がしやすくなりました。」
(マーケティング/30代後半女性/新入社員/2024年度)
また、実際の平均残業時間はどうなっているのでしょうか。
openworkによると、平均残業時間は27.4時間です。
厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和4年分結果確報」によると、一般労働者の月平均残業時間は13.8時間であり、比較すると楽天の27.4時間はそれよりも多いと言えるでしょう。
これらを総合的に判断した結果、楽天は一定の残業時間があるものの、福利厚生や働きやすい環境が整っているため、ホワイト企業であると言えそうです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
この記事では、楽天の入社難易度・離職率・年収、採用・出身大学などについて詳しく解説しました。
改めて結論ですが、東洋経済ONLINEによると楽天の入社難易度は60.4、学歴フィルターはありません。
多くの学生から人気を誇る楽天へ内定するためには、適切な就職活動の対策を行うことが必須でしょう。
長期インターンでの経験は即戦力であることやその行動力を評価されることで、就職活動において有利に働くとして近年注目されています。
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運営者情報
「U-inTern」は、認可情報と届出受理番号(51ー募ー001157)を持つ株式会社TENRYUが運営しています。
会社名 | 株式会社TENRYU |
URL | https://u-intern.com/kaisyagaiyou |
本社所在地 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F−C |
法人番号 | 1011001159930 |
設立日 | 2024年2月6日 |
代表者 | 福本 天 |
事業内容 | 長期インターン求人サイト「U-inTern」の運営 |
許認可 | 特定募集情報等提供事業者 届出受理番号(51ー募ー001157) |