リクルートは、求人情報「リクルート」から始まり、現在は不動産(SUUMO)、結婚(ゼクシィ)、旅行(じゃらん)など、さまざまなサービスを展開する日本の大手IT企業です。デジタルプラットフォーム事業を中心に、国内外で事業を展開し、技術革新を活用したサービス開発に力を入れています。
就活市場においても大きな人気を博すリクルートへの就職を望む学生も少なくないでしょう。
東洋経済ONLINEによると、リクルートの就職難易度はマッキンゼーの68.9に対して59.5とされています。
この記事では、リクルートの年収について年齢別でご紹介するだけでなく、就職難易度や離職率、採用・出身大学について解説します!
リクルートがブラック企業なのかということについても記事の最後で言及していますので、最後までお読みください!
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リクルートってどんな会社?
リクルートは、東京大学出身の江副浩正さんが1960年に創業しました。
日本国内において人材領域及び販促領域の企業に向けたマッチングプラットフォームやツールを中心としたSaaSを提供している企業です。
デジタルプラットフォーム事業を中心に、国内外で事業を展開し、技術革新を活用したサービス開発に力を入れています。
会社名 | 株式会社リクルート |
設立日 | 2012年10月1日(分社による) |
資本金 | 3億5000万円 |
時価総額 | 15,277,236百万円(2024年10月現在) |
従業員数 | 20,767人 |
平均年収 | 1119万2716円 |
新卒採用人数 | 231人(2022年度) |
リクルートの入社・就職難易度について
まずは、リクルートの入社・就職難易度についてご紹介します。
冒頭でも紹介したように、東洋経済ONLINEの「入社が難しいトップ企業ランキング」で、リクルートは110位・入社難易度は59.5とされています。
最難関と言えるほどの水準ではありませんが、十分に難関企業と呼べるような数字ですね。
リクルートの入社難易度が高い理由として、事業領域が広いことや実力主義による高い給与水準ということが挙げられます。
また、マイナビの「東大・京大就職人気ランキング」によるとリクルートは15位にランクインしており、日本のトップ層である東大・京大生からの志望が集まっていることも就職難易度を押し上げる理由といえるでしょう。
リクルートの離職率・平均勤続年数について
次に、リクルートの離職率・平均勤続年数についてご紹介します。
有価証券報告書(2024年3月)によるリクルートの平均勤続年数は7.9年で、公式HPによるリクルートの離職率は8%です。
また、以下に直近10年間の平均勤続年数を記載しました。
過去10年間の傾向として平均勤続年数がある程度伸び続けていると言えます。
社内起業家精神を重視し、社員の独立を後押しする風土のためか、他の大手企業に比べやや短めの勤続年数となっています。
年度 | 平均勤続年数 |
---|---|
2023年度 | 7.9年 |
2022年度 | 7.4年 |
2021年度 | 8.34年 |
2020年度 | 8.19年 |
2019年度 | 5.5年 |
2018年度 | 6.0年 |
2017年度 | 5.8年 |
2016年度 | 6.2年 |
2015年度 | 6.8年 |
2014年度 | 6.6年 |
リクルートの採用人数・応募人数について
公式HPによると、リクルートの新卒採用人数は231名(2022年度)となっています。
以下に、直近3年間の男女それぞれの採用人数を記載しました。
男性と女性の比率が2:1となっていますが、東大・京大などトップ大学の男女比が約2:1であることを鑑みると男尊女卑ではなく、単純に志望者の男女比が理由であるといえるでしょう。
年度 | 男性の新卒採用者数 | 女性の新卒採用者数 | 合計 |
---|---|---|---|
2022年度 | 169人 | 62人 | 231人 |
2021年度 | 93人 | 28人 | 121人 |
2020年度 | 297人 | 176人 | 473人 |
また、リクナビのプレエントリーリスト登録数が13901人であるため、リクルートの新卒採用倍率は50~60倍と想定されます。
非常に高い倍率ではありますが、適切な選考対策を行うことで他の志願者を出し抜き内定を勝ち取りましょう!
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一方で、大学生全体の長期インターン参加率は3%と言われているため、希少性という面でも就職活動において大きなアドバンテージとなります。
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リクルートの採用・出身大学について
ここからはリクルートの採用・出身大学についてご紹介します。
大学通信オンラインによると、リクルートの採用・出身大学ランキングは以下のようになっています。
このランキングから、ある程度は選考の中で学歴を重視していることも事実だといえるでしょう。
順位 | 大学名 | 就職者数 |
---|---|---|
1位 | 慶應義塾大学 | 67人 |
2位 | 早稲田大学 | 52人 |
3位 | 東京大学 | 26人 |
4位 | 法政大学 | 23人 |
5位 | 明治大学 | 21人 |
6位 | 青山学院大学 | 17人 |
6位 | 上智大学 | 16人 |
8位 | 立教大学 | 16人 |
9位 | 同志社大学 | 15人 |
10位 | 京都大学 | 13人 |
10位 | 中央大学 | 12人 |
リクルートの年収は?
年収についてですが有価証券報告書(2024年3月)によると、リクルートの平均年収は1119万2716円と記載されています。
また、以下に直近10年間の平均年収と平均年齢をしました。
過去10年間で、2016年度を除き900万円を下回ることはなく高い水準で推移していると言えます。また直近の3年間は非常に高い水準で上昇しています。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2023年度 | 1119万2716円 | 39.8歳 |
2022年度 | 1138万9672円 | 39.3歳 |
2021年度 | 997万6816円 | 38.9歳 |
2020年度 | 950万5870円 | 38.7歳 |
2019年度 | 964万7353円 | 37.5歳 |
2018年度 | 962万1107円 | 37.7歳 |
2017年度 | 958万4837円 | 35.1歳 |
2016年度 | 872万5812円 | 34.8歳 |
2015年度 | 904万3775円 | 35.1歳 |
2014年度 | 966万3545円 | 35.5歳 |
リクルートにおける新卒1年目の年収
リクルートにおける新卒1年目の基本給は、公式サイトによると32万6551円と記載されています。
これに賞与が年2回支給されるため、リクルートにおける新卒1年目の年収は合計で400~470万円でしょう。
職種 | 基本給 |
---|---|
ビジネスグロースコース | 25万2813円/月 |
プロダクトコース | |
エンジニア・データスペシャリスト・デザイナー・ファイナンス |
リクルートにおける年齢別の年収
ここから、各年齢や階級別の年収についてそれぞれ詳しく解説していきます。
(実力による昇進が多く存在するため、あくまでも平均的な年収の目安としてご覧ください。)
新卒でリクルートへ入社し、平均的なキャリアを送った場合の年齢別の年収をまとめました。(残業代・賞与も含む)
リクルートでは、約30歳で年収1000万円へ到達します。
リクルートでは実績に応じた成果主義が根付いており、最速では20代半ばで年収1000万円を達成することも可能です。
一方で、個人の成果によっては30代でも1000万円に到達しない人もいるようです。
年齢 | 年収 |
---|---|
25歳 | 500~800万円 |
30歳 | 600~1500万円 |
35歳 | 700~2000万円 |
40歳 | 800~万円 |
45歳 | 1000~万円 |
リクルートにおける階級別の年収
リクルートにおける階級別の年収もご紹介します。
リクルートでは、独自の階級性が設けられその階級によって基本給が変動します。
グレード3からスタートしグレード26までの段階があります。
リクルートにおけるグレードと年収のイメージは下記の表をご覧ください。
階級 | 想定年収 | 年次・年齢 |
---|---|---|
G3~G6 | 450~670万円 | 1~5年目 |
G6~G10 | 700~920万円 | 6~10年目 |
G10~G15 | 1000~1500万円 | 評価次第 |
G15~G20 | 1400~2300万円 | 評価次第 |
G20~G26 | 2300~4000万円 | 評価次第 |
また、リクルートではミッショングレード制度というグレードとミッションが紐づいた制度が設けられており、そのグレードに従って昇給が行われます。評価は半年に1回行われ、成果主義であるため実力によっては早い段階での昇進も可能です。
リクルートはブラック企業なの?
最後に、リクルートはブラック企業かということについて解説します。
公式サイトの採用情報によると、リクルートは年間の休日が140日とやや多く設定されています。
また、アニバーサリー休暇やステップ休暇など様々な制度が用意されており、働きやすい環境が設けられているといえます。
実際の平均残業時間はどうなっているのでしょうか。
リクルートは月の残業時間が40時間と言われていますが公式には公表されていません。
ただ、敏腕営業マンの場合は既存顧客のフォローや提案資料の作成で平均よりも多くの残業が強いられるようです。ただ、その分の成果がきちんと評価される環境ですから、一概に悪いとは言えませんよね。
厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和4年分結果確報」によると、一般労働者の月平均残業時間13.8時間であり、もちろん一般的な水準よりは多くの残業を求められるのでしょう。
これらを総合的に判断した結果、リクルートは個人の裁量によって働き方が多様であり、ブラック企業ではないと言えそうです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
この記事では、リクルートの入社難易度・離職率・年収、採用・出身大学などについて詳しく解説しました。
改めて結論ですが、東洋経済ONLINEによるとリクルートの入社難易度は59.5、学歴フィルターはややあります。
多くの学生から人気を誇るリクルートへ内定するためには、適切な就職活動の対策を行うことが必須でしょう。
長期インターンでの経験は即戦力であることやその行動力を評価されることで、就職活動において有利に働くとして近年注目されています。
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