東京建物は、日本の大手総合不動産会社であり、オフィスビル、商業施設、住宅などの開発・運営を手掛けるほか、不動産の賃貸・管理・売買サービスを提供しています。
就活市場においても大きな人気を博す東京建物への就職を望む学生も少なくないでしょう。
結論から言うと、東京建物はホワイト企業です!
この記事では、東京建物がホワイト企業かについて詳しくご紹介するだけでなく、評判や平均年収、初任給、採用大学について解説します!
東京建物のインターンシップについても記事の最後で言及していますので、最後までお読みください!
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東京建物ってどんな会社?
東京建物株式会社は、1896年(明治29年)に安田善次郎によって設立された、日本で最も歴史のある総合不動産会社です。
本社は東京都中央区八重洲に位置し、オフィスビルや商業施設、マンション、戸建住宅の開発・販売・賃貸・管理、不動産の売買・仲介・コンサルティングなど、多岐にわたる事業を展開しています。
また、東京建物は、「お客様第一の精神」と「進取の精神」を企業活動の原点とし、地域の魅力と価値の向上に貢献してることが伺えますね。
会社名 | 東京建物株式会社 |
創立日 | 明治29年(1896年)10月1日 |
資本金 | 924億円(2023年12月31日現在) |
時価総額 | 5421億63百万円(2024年12月現在) |
従業員数 | 807名(2023年12月31日現在) |
平均年収 | 1023万5千円(2023年度) |
新卒採用人数 | 32人(2023年度) |
東京建物はホワイト企業なの?評判は?
まず、東京建物はホワイト企業かということについて解説します。
東京建物公式HPによると、東京建物グループ8社が「健康経営優良法人2024」に認定されています。
また、東京建物は「ホワイト500(健康経営度調査結果の上位500法人)」に4年連続7回目の認定となります。
東京建物の評判はどうなっているのでしょうか?
OpenWorkに記載されている東京建物に対する口コミとして、以下のようなものがありました。
有給が非常に取得しやすく、働きやすい環境であることが伺えますね。
「有給等は非常に取得しやすく、寛容な文化があると感じる。海外旅行等に行くなどで1週間休む等も年1~2回程度であれば部署やプロジェクトにもよるが可能。」
(開発/20代後半女性/新卒入社/2024年度)
実際の平均残業時間はどうなっているのでしょうか。
東京建物 ワークライフバランスの「1ヶ月あたりの所定外労働時間の推移」によれば、過去4年間の平均残業時間は以下のようになっています。
年度 | 平均残業時間 |
---|---|
2019年度 | 23時間 |
2018年度 | 25時間 |
2017年度 | 21時間 |
2016年度 | 20時間 |
東京建物において1日の所定労働時間は 7.5 時間であり、法定労働時間の8時間よりも短く設定されています。
また、過去4年間のデータを平均しても、東京建物の平均残業時間は約22.3時間と非常に低い水準です。
これらを総合的に判断した結果、東京建物はホワイト企業であると言えそうですね。
東京建物の離職率・平均勤続年数について
東京建物の離職率・平均勤続年数についてご紹介します。
有価証券報告書(2023年12月)による東京建物の平均勤続年数は11年4か月で、東京建物「ESGデータ集」による東京建物の自己都合による離職率は3.5%(2023年度)です。
また、以下に直近10年間の平均勤続年数を記載しました。
2023年度をピークにわずかに減少傾向にありますが、全体として10年以上を維持しており、安定した職場環境が社員の定着を促していると考えられます。
年度 | 平均勤続年数 |
---|---|
2023年度 | 11.3年 |
2022年度 | 11.5年 |
2021年度 | 11.8年 |
2020年度 | 11.7年 |
2019年度 | 11.3年 |
2018年度 | 10.8年 |
2017年度 | 10.6年 |
2016年度 | 10.5年 |
2015年度 | 10.0年 |
2014年度 | 12.4年 |
東京建物の年収は?
東京建物の年収についてご紹介します。
有価証券報告書(2023年12月)による東京建物の平均年収は1023万5000円でした。
また、以下に直近10年間の平均年収と平均年齢を記載しました。
過去10年間で、907万円を下回ることはなく非常に高い水準で推移しており、平均年収は順調に増加傾向にあります。
ここ数年は年収が安定して1,000万円を超える水準にあり、企業の成長と共に従業員への還元が進んでいると考えられるでしょう。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2023年度 | 1023万5千円 | 41歳10ヶ月 |
2022年度 | 1009万6千円 | 42歳1ヶ月 |
2021年度 | 1008万9千円 | 42歳3ヶ月 |
2020年度 | 1019万3千円 | 42.6歳 |
2019年度 | 940万9千円 | 42.3歳 |
2018年度 | 959万0千円 | 42.3歳 |
2017年度 | 917万4千円 | 41.8歳 |
2016年度 | 955万2千円 | 41.6歳 |
2015年度 | 982万9千円 | 41.0歳 |
2014年度 | 907万8千円 | 40.9歳 |
東京建物の入社・就職難易度について
次に、東京建物の入社・就職難易度についてご紹介します。
東洋経済ONLINEの「入社が難しいトップ企業ランキング」で、東京建物は11位・入社難易度は63.1とされています。
1位であるマッキンゼー・アンド・カンパニの入社難易度が68.9であることを考えると、非常に高い数字ですね。
東京建物の入社難易度が高い理由として、東京建物は、社会課題を解決し、企業と共に成長できる人材を求めています。
また、「これまでのデベロッパーの概念を打ち破る」ことを期待しており、高い能力と革新的な思考が求められます。
エントリーシートや面接では、学生時代の取り組みや志望動機、価値観などが詳細に問われ、自己分析と企業研究が重要となるでしょう。
特に、他のデベロッパー企業との差別化を図るため、「なぜ東京建物なのか」を具体的に述べることが求められることが大きな要因です。
東京建物の採用人数・応募人数について
東京建物「ESGデータ集」によると、東京建物の新卒採用人数は30名前後となっています。
以下に、直近3年間の男女それぞれの採用人数を記載しました。
男性と女性の比率は約2:1となっていますが、これは近年の採用活動において多様性を重視する傾向が反映されていると言えるでしょう。
特に、女性の採用人数が増加していることから、企業としての意識の変化が見て取れます。
年度 | 男性の新卒採用者数 | 女性の新卒採用者数 | 合計 |
---|---|---|---|
2023年度 | 18人 | 14人 | 32人 |
2022年度 | 20人 | 10人 | 30人 |
2021年度 | 23人 | 10人 | 33人 |
2020年度 | 15人 | 5人 | 20人 |
2019年度 | 14人 | 7人 | 21人 |
また、リクナビのプレエントリー候補リスト登録人数が2196名であることから、東京建物の新卒採用倍率は80~90倍と想定されます。
非常に高い倍率ではありますが、適切な選考対策を行うことで他の志願者を出し抜き内定を勝ち取りましょう!
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一方で、大学生全体の長期インターン参加率は3%と言われているため、希少性という面でも就職活動において大きなアドバンテージとなります。
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東京建物の採用・出身大学について
ここからは東京建物の採用・出身大学についてご紹介します。
リクナビによると、東京建物の採用・出身大学は以下のようになっています。
【国公立大学】
東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学、横浜国立大学、千葉大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、神戸大学、広島大学、九州大学ほか
【私立大学】
早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、中央大学、立教大学、明治大学、東京理科大学、学習院大学、同志社大学、関西大学、関西学院大学、立命館大学、武蔵野美術大学、サウスイーストミズーリ大学 ほか
これを見る限り、東京建物には学歴フィルターがないということが分かります。
一方で、就職四季報 2025-2026年版によると、東京建物の採用・出身大学ランキングは以下のようになっています。
このランキングから、ある程度は選考の中で学歴を重視していることも事実だといえるでしょう。
順位 | 大学名 | 就職者数 |
---|---|---|
1位 | 東京大学 | 6人 |
早稲田大学 | ||
3位 | 慶應義塾大学 | 4人 |
4位 | 京都大学 | 2人 |
九州大学 | ||
6位 | 大阪大学 | 1人 |
神戸大学 | ||
北海道大学 | ||
上智大学 | ||
立教大学 | ||
立命館大学 | ||
大阪公立大学 |
東京建物のインターンシップは?
東京建物のインターンシップについて
東京建物株式会社は、総合不動産デベロッパーとして、毎年多彩なインターンシッププログラムを提供しています。
これらのプログラムは、実際のプロジェクト体験や社員との交流を通じて、同社の業務内容や企業文化を深く理解できる内容となっています。
【主なインターンシッププログラム】
夏季プログラム
実際の再開発プロジェクトを体験し、社員との対話を通じて「総合不動産デベロッパー」の仕事や東京建物が大切にしていることを学ぶことができます。
(参照:リクナビ)
冬季プログラム
5日間のプログラムで、グループワークや現場での就業体験、物件見学、社員との座談会などを通じて、東京建物での働き方を具体的にイメージすることができます。
(参照:インターンシップガイド)
インターンシップへの参加を希望する場合、まず東京建物の新卒採用マイページからエントリーを行います。
その後、エントリーシート(ES)の提出、適性検査、グループディスカッション、面接などの選考プロセスを経て、参加者が決定されます。
インターンシップの募集時期や詳細は年度によって異なるため、最新の情報は東京建物の新卒採用サイトや各種就職情報サイトでご確認ください。
また、応募締切や選考スケジュールも変更される可能性があるため、早めのエントリーをおすすめします!
東京建物のインターンシップは、事業内容や企業文化を深く理解する絶好の機会です。
興味のある方は、ぜひ積極的に参加をご検討ください!
東京建物のESはどんなことが聞かれる?
ONE CAREERを参考にすると、東京建物のエントリーシート(ES)では、以下のような質問が例年出題されています
- 今までの人生において最も力を入れてきたことについて教えて下さい。
- 当社インターンシップへの応募動機を教えて下さい。
- 働く上で大切にしたいと思っている価値観について教えて下さい。
- 趣味や特技をご記入ください。
- 研究内容をご記入ください。
- アルバイトをご記入ください。
これらの質問を通じて、自己分析を深め、自分の経験や価値観が東京建物の求める人材像とどのように一致するかを明確に伝えることが重要です。
特に、他のデベロッパー企業との差別化を図るために、「なぜ東京建物なのか」を具体的に述べることが求められます。
エントリーシートの通過率は比較的高めとされていますが、面接ではESの内容を深掘りされることが多いため、面接で話しやすい内容を選んで記入することが望ましいでしょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
この記事では、東京建物がホワイト企業なのかについてご紹介するだけでなく、就職難易度や評判、平均年収、初任給、採用大学、インターンシップについて詳しく解説しました。
改めて結論を申し上げると、東京建物はホワイト企業です!
平均年収は増加傾向にあり、1000万円を超えています。また、採用において学歴フィルターも存在しないため、公平な評価が期待できるでしょう。
多くの学生から人気を誇る東京建物へ内定するためには、適切な就職活動の対策を行うことが必須でしょう。
長期インターンでの経験は即戦力であることやその行動力を評価されることで、就職活動において有利に働くとして近年注目されています。
充実した学生生活と将来のキャリア形成のために、長期インターンという選択肢を真剣に考えてみてください。
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