「長期インターンって就活のガクチカになるのかな?」
「ガクチカのために長期インターンへ参加するのってどうなの?」
記事を読んでいる皆さんは、このような不安を抱えているのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、長期インターンで作れるガクチカについて徹底的に解説していきます。
そもそも長期インターンがガクチカに使えるのか、どのような経験がガクチカに活かしやすいのかをご紹介しているので最後までご覧ください。
それでは早速ご紹介していきましょう!
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長期インターンとは?
長期インターンシップとは、3か月から1年以上、職場で実際に働く経験ができるプログラムです。
学校では学べない実践的なスキルや経験を積むことで、将来社会で活躍するための大切な準備をすることができます。
短期インターンとの違い
短期インターンは1日~数週間程度の短いプログラムが多く、業界の理解を深めるための説明会や交流会、グループワークが中心となっています。
それに対して、長期インターンは3か月~1年以上と長く、実際の仕事を通じて本格的なスキルや専門知識を学ぶことが目標です。
どちらも就活には役立ちますが、あなたの市場価値をしっかり高めたいなら、長期インターンの方がいいかもしれませんね。
アルバイトとの違い
アルバイトはお金を稼ぐことが主な目的ですが、長期インターンは実務経験を積んで自己成長を図ること、将来のキャリアに役立つスキルを身につけることが主な目的です。
社会人として本格的な仕事に取り組むことで、バイトでは味わえない責任感や専門性を養うことができるので、自分の将来にとって価値ある時間を過ごすことができますよ。
長期インターンはガクチカに使える?
結論から言うと、長期インターンで得た経験をガクチカとして使うことは可能です!
面接やESでの最頻出項目であるガクチカに長期インターンの経験が活かせるのは嬉しいですよね。
長期インターンで得たスキルや経験は、他の大学生に大きく差をつけることのできるガクチカとして非常に効果的です。
その上、学生時代のうちから実務的な経験を積んでいることは就職後にも活かせる時が多いでしょう。
ガクチカとして長期インターンを利用するメリットはかなり多く、参加したことのある大学生はその経験をガクチカに活かさないという手はありません!
また、長期インターンに参加したことのない学生も、ガクチカのために参加を検討してみる価値は十分にあるでしょう。
長期インターンをガクチカに使うメリット5選
長期インターンをガクチカとして利用するメリットは以下の5つです。
・行動力や主体性のアピールになる
・希少性が高い
・即戦力になることがある
・働くことに対する意欲をアピールできる
・ビジネスマナーを活かすことができる
では、それぞれについて解説していきましょう!
長期インターンをガクチカに使うメリット|行動力や主体性のアピール
長期インターンをガクチカに使うメリット1つ目は「行動力や主体性のアピールになる」です。
行動力や主体性がないにも関わらず、長期インターンに参加しようと考える学生は少ないでしょう。
ガクチカに活かすことで、企業からも行動力があってリーダーシップもあるという印象を受けやすくなるわけです。
行動力があれば、失敗や挫折を恐れずにいろんなことに挑戦することができ、企業からの評価も上がるでしょう。
また主体性があれば、グループをまとめて引っ張っていけるリーダーとして重宝されます。
これらは単にガクチカとして利用するのみならず、自身の長所に対する根拠としても重宝できるでしょう。
長期インターンをガクチカに使うメリット|希少性の高さ
長期インターンをガクチカに使うメリット2つ目は「希少性が高い」です。
大学生全体の中で長期インターンに参加している割合は約3%と低く、参加というだけでも面接官の目をひくような希少性につながります。
例えば、アルバイトの経験をガクチカとして話している学生と、実務経験と積んだ長期インターンの経験をガクチカとして話している学生がいたとします。
どちらの話の方が面接官の興味惹きつけるかは、いうまでもなく後者でしょう。
アルバイトの経験よりも長期インターンの経験の方が希少性が高いことが面接官の興味を惹きやすい理由のひとつです。
もちろん希少性だけではガクチカとして使うには難しいですが、他学生との差別化を図るには十分と言えます。長期インターンに参加した経験を希少なステータスとして活かすことで、他の学生との差別化を簡単に図れるでしょう。
長期インターンをガクチカに使うメリット|即戦力として扱われる
長期インターンをガクチカに使うメリット3つ目は「即戦力として扱われる」です。
即戦力として企業から評価されれば、採用される確率もグッと高くなるでしょう。
アルバイトとは違い、実務上の経験を積んでいる長期インターン生は即戦力として扱ってもらえる可能性が大きくなります。
実務上の経験のみならず、ビジネスメールの書き方や社会人との接し方を心得ていることも高く評価してもらえるでしょう。
面接ではこれらのポイントを全面に出してアピールすることで長期インターンをガクチカとして最大限に活かすことができます。
長期インターンをガクチカに使うメリット|働くことへの意欲
長期インターンをガクチカに使うメリット4つ目は「働くことに対する意欲をアピールできる」です。
長期インターンに参加していたのであれば、企業で働くことや成果を出そうと頑張ることに積極的であるとアピールすることができます。
もちろん、働く意欲というのは企業にとってもかなり重要なポイントです。
ボランティアや居酒屋、カラオケのアルバイトなどガクチカになりそうなものはたくさんありますが、働く意欲を直接アピールできるものは決して多くはありません。
そのような中で、長期インターンでの経験は働く意欲を企業に直接的に伝えることができます。
他では主張することのできない強みをアピールできる点も、長期インターンをガクチカに使うことの大きなメリットと言えるでしょう。
長期インターンをガクチカに使うメリット|ビジネスマナーの活用
長期インターンをガクチカに使うメリット5つ目は「ビジネスマナーを活かすことができる」です。
実務上のスキルや経験、知識を得たことも十分なアピール材料になりますが、ビジネスマナーがあるというのも大きな強みの一つになります。
これから企業で働いていく以上、社会人としてのマナーは重要視されるでしょう。
長期インターンではこのような普通のアルバイトでは身につくことのないスキルを獲得できます。
もちろん、実務上のスキルを得たり、経験を積んだりということの方がガクチカとしては使いやすいです。
一方、長期インターンをガクチカに使うことで、ビジネスマナーがあることも実務上のスキルや経験と同時にアピールできます。
長期インターンの経験をうまくガクチカに活かすポイント
「長期インターンに参加したいけどうまく話せるか不安だな」「何を話せば良いのかわからないし面接のことを考えると憂鬱…」と感じる人たちもいるかと思います。
そのような人たちへ向けて、長期インターンをガクチカとして活かす際のポイントについて、以下で2つご紹介します。
・自分の人柄や学んだことを伝える
・業界特有の専門用語は避ける
では、それぞれについて解説していきましょう!
長期インターンをガクチカに活かすポイント|自分の人柄や学びを伝える
長期インターンをガクチカに活かすポイント1つ目は「自分の人柄や学んだことを伝える」です。
自分が長期インターンに参加することによって得られたスキルや能力を伝えるよりも、自分の人柄や学んだことを最優先に伝えるようにしましょう。
長期インターンで得た能力が実際に面接を受けた企業で直接的に役に立つ能力かどうかは定かではないからです。
それに対し、人柄や学びは長期インターンの業種と面接企業の業種が違ったとしてもアピールできるポイントになります。
一方で、習得した専門的な能力と面接先の企業がピッタリと噛み合っている場合はスキルや能力をアピールしても問題ないでしょう。
その場合は面接を受ける企業のことをしっかりと調べてから書き始めるようにしてください。
長期インターンをガクチカに活かすポイント|専門用語は避ける
長期インターンをガクチカに活かすポイント2つ目は「業界特有の専門用語は避ける」です。
面接やESでガクチカを使う時、なるべく専門用語は避けて、誰にでも伝わるような日本語で書くことを心がけましょう。
当然ですが、面接官が自分の経験した長期インターンの分野に対して深い知識を持っているとは限りません。
どれだけ優秀な実績を残していても、そのエピソードが相手に伝わらなければ意味がありません。
もし仮に面接官がそのような知識を持っていたとしても、誰が読んでもわかるように書かれている方が高い評価につながるでしょう。
専門用語ばかりを使ってしまうと、聞いてもらう人に伝えようとする気がないだったり、人に何かを伝える能力が低いだったりとみなされてしまいます。
長期インターンを活かしたガクチカの書き方
「ポイントはわかったけど実際に書きはじめると筆が進まない…」と感じる人たちもいるかと思います。
そのような人たちへ向けて、長期インターンをガクチカとして利用するためのフレームワークをお伝えします!
この順番に沿ってガクチカを書いてみましょう!
以下では手順ごとに解説していきます!
【手順①】長期インターンを活かしたガクチカの書き方|結論
はじめに、長期インターンの中で特に力を入れて取り組んだことを書いてください。
取り組んだことは抽象的な内容ではなく具体的な内容にすることがポイントです。
「長期インターンでこの業務に力を入れて、このような成果が出た」ということが伝わるように書いてください。
この部分を抽象的な内容や曖昧な内容にしてしまうと、結局長期インターンで何を頑張ったのかが相手に伝わらず曖昧なまま終わってしまいます。
【手順➁】長期インターンを活かしたガクチカの書き方|動機
ここでは、長期インターンで特に①の部分に力を入れて取り組んだ理由を書いてください。
よくある理由としては、「長期インターンを通じてビジネスマナーを身につけたかった」「〇〇のスキルを手に入れたかったから」などが挙げられるでしょう。
どのようなことにやる気が溢れてくるのか、モチベーションが湧き上がってくるのかが伝われば良いです。
【手順③】長期インターンを活かしたガクチカの書き方|困難
ここでは、長期インターンを経験する中で直面した困難を書いてください。
あまり抽象的なことを書きすぎてしまうと、この後にどのように対処したかを適切に書くことができても読み手にしっかりと伝わりづらいでしょう。
従って、具体的にどんな困難に直面したかを伝えることで評価してもらいやすくなります。
【手順④】長期インターンを活かしたガクチカの書き方|対処
ここでは、④で直面した困難を実際にどう乗り越えたのかを書いてください。
困難に対してどのように対処したかや、起こった問題に対してどのような解決策を講じたかを具体的に書きましょう。
この部分は自分の問題解決能力の高さや問題を分析する力などがみられています。
【手順⑤】長期インターンを活かしたガクチカの書き方|結果
ここでは、④の対応をした結果どのような結論にたどりついたのかを書いてください。
結果として、具体的に何がどう起こったのかを書きましょう。
結果の良し悪しに関わらず実際に自分のとった対応がどのような結末をもたらしたのかを説明することが大事です。
特に数値を用いて説明すると、自分の成果を非常にわかりやすく伝えることが可能です。
例えば「営業で月300万円の売り上げを立てた」「カスタマーサクセスで解約率を5%下げた」などが考えられます。
結果が悪い方向に転んでいても、「自分はこういう対処をとって、その結果こうなった」ということがきちんと説明できていれば問題ありません。
【手順⑥】長期インターンを活かしたガクチカの書き方|成長
最後に、一連の流れを経て自分が学んだこと、成長したことを書きましょう。
例えば、その分野のスキル、コミュニケーションの取り方、業務に対するマインドなど様々なものが考えられます。
ただし、なるべく面接先の企業でも役立つようなものについて書くことがお勧めです。
そのため自分が面接を受ける企業がどのような業務を行なっているのかをあらかじめよく調べておきましょう。
長期インターンでの経験を活かしたガクチカの例文
「長期インターンをガクチカに活かすためのフレームワークはわかったけど、実際に筆が進まない!」
「形式的なことはよくわからないから、実際に例文を見てみたい!」
この記事をここまで読んで、そのように考えている方も多いでしょう。
実際に長期インターンでの経験がどのようにガクチカに生かされているのかを実感してもらうために、例文を用意しました。
参考になりそうなものがあればぜひ自分のガクチカに活かしてみてください!
【例文1】長期インターン経験を活かしたガクチカの例文|オンライン営業の場合
私が学生時代最も打ち込んだことは、長期インターンシップで経験したオンライン営業の契約獲得です。
参加した動機は、商売の基本である営業を体験し、売り上げを立てるという経験をしておけば、今後のスキルアップの助けになると考えたからです。
私は目標として、週に4件以上の契約を取ることを掲げておりました。
一方、長期インターンシップに参加して間もない頃は思ったように上手くいかず、週に2本の契約を取るのが精一杯でした。
そこで私は、週に2本しか契約を取れない理由は顧客が何を求めているのかを的確に把握する能力が足りていないからだと考えました。
そのため、顧客が抱えている本当の課題は一体何なのか、どういうメリットを欲しているかを営業が始まる前に箇条書きで紙に書き出し、そこを重点的にアピールしました。
また、営業が終わった後にも、その顧客の反応や契約成立の可否を紙に書き出し、良い成果を残したものだけを厳選して営業をするということを繰り返しました。
その結果、部署の平均である週4本を大きく上回り、週に平均7本もの契約を取ることに成功しました。
この経験から、一見困難な問題も、何度もやり方や視点を変えて試行錯誤することの大切さを実感することができました。
この学びを活かして、入社後は大きな困難に直面しても諦めずに試行錯誤することでその困難を乗り越えたり打破したりする方法をねばり強く模索していきたいです。
【例文2】長期インターンの経験を活かしたガクチカの例文|SEOに関する記事作成の場合
私が学生時代最も打ち込んだことは長期インターンシップでのSEOライティングです。
参加した動機は、当時私が苦手としていた読みやすい文章を書く力や、人に何かを伝える能力を磨くことができるからです。
私は目標として、検索エンジン内で上位4位以内を常に取れる記事を書くことを掲げていました。
一方、実際に記事を書いてみると上位10位以内に入っていない記事も多かったです。
この現状を打開するため、SEOに詳しい上司に直接相談し、おすすめされた本を読み込みました。
一ヶ月程度で本を読み終え、実際に記事を書いたり、今までの記事をリライトしたりしたところ、書いた記事の八割程度は4位以内に入ることができ、記事からの顧客の流入も以前の倍程度となりました。
この経験を通して、困難に直面した時は自分で考えるのみならず、周りの人達の協力を仰ぐことも重要であると学びました。
この経験から得た学びを活かし、入社後に自分でわからないことがあれば上司にも相談し、周りが困っていれば手を差し伸べることを心がけようと考えております。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
この記事では、長期インターンをガクチカに使う方法をご紹介しました。
長期インターンの経験をガクチカに活かそうとしていた方にはかなり参考になったのではないでしょうか。
せっかく貴重な長期インターンの経験を持っているのですから、ぜひガクチカに生かしてみてください!!
まだ長期インターンのガクチカについて気になる方は、「ベンチャー就活ナビ」によるこちらの記事も併せてご覧くださいね。
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