【2024年11月最新版】パナソニックはやばい？就職難易度、離職率、採用・出身大学・年収について解説！ブラック企業かどうかも併せてご紹介！

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パナソニックの年収は？

記事の冒頭でもご紹介したように、有価証券報告書(2024年3月)によるパナソニックの平均年収は930万4992円です。

また、以下に直近10年間の平均年収と平均年齢を記載しました。

過去10年間で、743万円を下回ることはなく非常に高い水準で推移していると言えます。また、2020年度以降は年収が上昇傾向にあり、特に2023年度には930万円を超える水準に達しています。

年度	平均年収	平均年齢
2023年度	930万4992円	43.7歳
2022年度	908万7894円	43.6歳
2021年度	758万6608円	45.7歳
2020年度	743万9769円	45.8歳
2019年度	754万6379円	45.7歳
2018年度	774万4759円	45.6歳
2017年度	768万506円	45.6歳
2016年度	781万4911円	45.3歳
2015年度	789万26円	45.6歳
2014年度	756万4438円	45.3歳

パナソニックの年代・役職別の年収

ここからは、パナソニックの年代・役職別の年収をご紹介します。

パナソニックでは、独自の階級性が設けられその階級によって基本給が変動します。

下から順に「C1」「C2」「C3」「P10」「P9」「P8」「P7」「P6」「P5」「P4」「P3」「P2」という12つです。

パナソニックにおける階級と年収のイメージは下記の表をご覧ください。

階級	想定年収	年次・年齢
C1-3	400~550万円	2~5年目
P10/P9 (主務)	550~700万円	6~10年目
P8 (主幹、ここから管理職)	700~1100万円	10~12年目
P7/P6 (課長)	1100~1200万円	12年目~(評価に応じて)
P5/P4 (部長)	1200~1500万円	評価に応じて
P3 (統括部長/BU長)	1500万円~	評価に応じて
P2 (事業部長)	2000万円~	評価に応じて

パナソニックでは6段階の評価制度があり、具体的には5/４/３＋/3−/2/１のいずれかで評価されます。

ただ、評価が高いからといって昇給するわけではなく、形骸化された意味のない評価制度であることを指摘する声もありました。

パナソニックでは、年功序列が色濃く同期と同じペースで毎年昇給していくことがほとんどです。

ここからは、各年代や階級別の年収についてそれぞれ詳しく解説していきます。
(実力による昇進が多く存在するため、あくまでも平均的な年収の目安としてご覧ください。)

パナソニックの年収｜新卒1年目

パナソニックにおける新卒1年目の基本給は、公式サイトによると修士了で27.5万円、大学卒で25万円(基本給のみ)と記載されています。

これに賞与が年2回支給されるため、パナソニックにおける新卒1年目の年収は合計で400~450万円でしょう。

職種	基本給
事務系	修士了 月給 275,000円 学部卒 月給 250,000円
技術系
クリエイティブ系

パナソニックの年収｜20代前半から20代半ばまで

パナソニックにおける20代前半から20代後半までの年収は、階級で言えば「C1-3」にあたるため400~550万円です。

パナソニックでは「C1-3」の間、ほとんど完全な年功序列制であり、同期と同じペースで昇進していきます。

一方で、この間は残業代が支払われるため額次第では年収600万円以上も可能です。

パナソニックの年収｜20代後半から30代前半まで

パナソニックにおける20代後半から30代前半までの年収は、階級で言えば「P10」もしくは「P9」にあたるため550~700万円です。

「C1-3」までと同様にパナソニックでは、この「主務」と呼ばれる「P10/9」クラスに全員が昇進します。

このまま「主務」として定年を迎える人もいるようで、主務のままでも60歳手前で残業代込みの年収1000万円に到達することができます。

パナソニックの年収｜30代半ばから30代後半まで

パナソニックにおける30代半ばから30代後半までの年収は、階級で言えば「P8」にあたるため700~1100万円です。

パナソニックでは「P8」から管理職とされ、早ければ30代前半で到達することができます。

一方で「P8」への昇進には昇格試験の突破が必要であることや、ここから残業代が支給されないことには注意が必要です。

また、この昇格試験を受験するためには社内選抜でノミネートされる必要があるため、出世スピードに差が出てきます。

パナソニックの年収｜40歳以降

パナソニックにおける40歳以降の年収は、階級で言えば「P7」「P6」「P5」「P4」「P3」もしくは「P2」にあたるため1100万円~です。

「課長」以上と呼ばれる、この階級には概ね実力を評価されないと昇進することができません。

また、「P8」への昇進と同様に「P7」への昇進についても社内試験を突破する必要があります。ただ、海外赴任から帰ってくると一つ上のポジションに昇格することが通例で、例外的な昇進もあります。

課長職以上で年収1000万円に到達することができ、最速で34歳ごろから課長へ出世することができます。

パナソニックの離職率・平均勤続年数について

ここからはパナソニックの離職率・平均勤続年数についてご紹介します。

有価証券報告書(2024年3月)によるパナソニックの平均勤続年数は17.9年で、データで見るパナソニックによるパナソニックの離職率は3.4%です。

また、以下に直近10年間の平均勤続年数を記載しました。

2015年度から2021年度までは平均勤続年数が安定して22年以上で推移していましたが、2022年度以降は減少傾向にあります。

特に2023年度には17.9年と大きく下がっており、社員の世代交代や早期退職制度の影響などが考えられます。

年度	平均勤続年数
2023年度	17.9年
2022年度	18.3年
2021年度	22.5年
2020年度	22.7年
2019年度	22.7年
2018年度	22.8年
2017年度	22.9年
2016年度	22.8年
2015年度	23.3年
2014年度	23.3年

パナソニックの入社・就職難易度について

次に、パナソニックの入社・就職難易度についてご紹介します。

東洋経済ONLINEの「入社が難しいトップ企業ランキング」で、パナソニックは181位・入社難易度は58.2とされています。

1位であるマッキンゼー・アンド・カンパニの入社難易度が68.9であることを考えると、最難関と言えるほどの水準ではありませんが、十分に難関企業と呼べるような数字ですね。

パナソニックの入社難易度が高い理由として、安定した企業基盤や高いブランド力ということが挙げられます。

パナソニックの採用人数・応募人数について

データで見るパナソニックによると、全採用人数が3,537人で、そのうちキャリア採用が2,182人のため、パナソニックの新卒採用人数は1,355名前後となっています。

また、リクナビのプレエントリー候補リストが73032名であることから計算すると、パナソニックの新卒採用倍率は50~60倍と想定されます。

非常に高い倍率ではありますが、適切な選考対策を行うことで他の志願者を出し抜き内定を勝ち取りましょう！

就職活動において近年高く評価されているのが、実際の企業で学生のうちから働く経験を積める『長期インターン』です。実際に、東大・早慶など関東の上位層とされる大学生のうち長期インターンを経験する方が増加しています。

一方で、大学生全体の長期インターン参加率は3%と言われているため、希少性という面でも就職活動において大きなアドバンテージとなります。

就職活動前に長期インターンを始めることで、選考中のガクチカやアピールポイントとして使うことができるため、就活に不安を感じる方は参加することを強くオススメします！

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パナソニックの採用・出身大学について

ここからはパナソニックの採用・出身大学についてご紹介します。

他の記事で、パナソニックの採用・出身大学は以下のように紹介されています。

東京大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、大阪公立大、名古屋大学、東北大学、北海道大学、九州大学、東京工業大学大、筑波大学、電気通信大学、千葉大学、岡山大学、広島大学、早稲田大学、慶應義塾大学、昭和女子大、上智大学、同志社大学、立命館大学、関東学院大学、関西大学、東京理科大学、明治大学、中央大学、法政大学、日本大学、近畿大学など

一方、マイナビではパナソニックの採用大学を「全国各地国公私立大学」としています。

これを総合的に判断すると、パナソニックには学歴フィルターがないということでしょう。

また、DIAMOND onlineによると、パナソニックの採用・出身大学ランキングは以下のようになっています。

このランキングから、ある程度は選考の中で学歴を重視していることも事実だといえます。

順位	大学名	就職者数
1位	大阪大学	29人
2位	立命館大学	25人
3位	九州工業大学	21人
4位	同志社大学	21人
5位	関西大学	20人
6位	慶應義塾大学	16人
6位	中央大学	14人
8位	東京理科大学	12人
8位	明治大学	12人
10位	神戸大学	11人

パナソニックはブラック企業なの？

最後に、パナソニックはブラック企業かということについて解説します。

パナソニック公式HPによると、パナソニックグループのパナソニックコネクト株式会社は「ホワイト企業認定 ゴールドランク」を取得しています。

また、openworkによると、パナソニックの残業時間（月間）は26.2時間です。

業界平均と比較すると、月間残業時間は比較的抑えられており、ワークライフバランスを重視する環境が整っていると考えられます。

その中に記載されているパナソニックに対する口コミとして、以下のようなものがありました。

「年間休日が多く、プライベートと両立しやすい。有給も比較的取得しやすい。

休日出勤やサービス残業は全くないが、部署により異なる模様。

在宅勤務を活用している人が多く、週の半分程度は在宅勤務を利用している。」

（事務／20代後半女性／新卒入社／2024年度）

参考として、グループ会社のPanasonic ENERGY公式HPによると、2021年度の平均残業時間は16.5時間と記載されていました。

これらを総合的に判断した結果、パナソニックはホワイト企業であると言えそうです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

この記事では、パナソニックの年収・入社難易度・離職率、採用・出身大学などについて詳しく解説しました。

改めて結論ですが、有価証券報告書(2024年3月)によるとパナソニックの平均年収は930万4992円、平均勤続年数は17.9年です。

多くの学生から人気を誇るパナソニックへ内定するためには、適切な就職活動の対策を行うことが必須でしょう。

長期インターンでの経験は即戦力であることやその行動力を評価されることで、就職活動において有利に働くとして近年注目されています。

充実した学生生活と将来のキャリア形成のために、長期インターンという選択肢を真剣に考えてみてください。

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「U-inTern」は、認可情報と届出受理番号（５１ー募ー００１１５７）を持つ株式会社TENRYUが運営しています。

会社名	株式会社TENRYU
URL	https://u-intern.com/kaisyagaiyou
本社所在地	〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F−C
法人番号	1011001159930
設立日	2024年2月6日
代表者	福本　天
事業内容	長期インターン求人サイト「U-inTern」の運営
許認可	特定募集情報等提供事業者　 届出受理番号（５１ー募ー００１１５７）