日本マイクロソフトは、米国に本社を置くマイクロソフトの日本法人であり、幅広いソリューションを展開するIT業界のリーダー的存在です。
クラウドサービスやソフトウェア製品、ハードウェアの提供を通じて、企業や個人のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。
就活市場においても大きな人気を博す日本マイクロソフトへの就職を望む学生も少なくないでしょう。
この記事では、日本マイクロソフトが激務かについてご紹介するだけでなく、就職難易度や平均年収、離職率についても解説します!
最後までお読みいただくことで、同社についての理解を深めるだけでなく、就職活動に役立つ具体的な情報を得ることができますので、ぜひ最後までご覧ください!
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日本マイクロソフトってどんな会社?
日本マイクロソフトは、米国に本社を置くマイクロソフトの日本法人で、1975年に設立されました。
日本マイクロソフトは、クラウドサービス、ソフトウェア、ハードウェアを提供し、企業や個人のデジタルトランスフォーメーションを支援するIT業界のリーダー的存在です。
主力製品には、Windows、Microsoft 365、Azureなどがあり、幅広いソリューションを展開しています。
会社名 | 日本マイクロソフト株式会社 |
設立日 | 1986年2月 |
資本金 | 4億9950万円 |
時価総額 | 273億71百万円(2025年1月現在) |
従業員数 | 3,071名(連結) 189名(単体) |
平均年収 | 538万9千円 |
新卒採用人数 | 55~60人(2023年度) |
日本マイクロソフトは激務?
日本マイクロソフトは激務かということについて解説します。
結論として、残業時間は平均28.8時間(openworkより)とやや激務ですが、在宅勤務やフレックスタイム制などの働きやすい環境も整えられています。
公式HPによると、日本マイクロソフトでは在宅勤務が可能であり、リモートワークを活用した柔軟な働き方が推奨されています。
また、日本マイクロソフト「福利厚生」によると、日本マイクロソフトの社内にはマッサージルームが設置されており、社員は月に1回無料で施術を受けられる人気のサービスがあります。
さらに、OpenWorkに記載されている日本マイクロソフトに対する口コミとして、以下のようなものがありました。
「部署にもよると思いますが、100%リモートワーク、フレックスコアタイム11:00-15:00だったので、朝や夕方に予定を入れやすく、趣味の時間を確保しやすかったです。 担当していたプロジェクトの進捗次第では、夏休みや年末年始休暇を2-3週間とれるときもありました。 通常の有給休暇以外に、ボランティア休暇、病気や家族の看護に使える休暇などもあり、有給休暇を純粋にプライベートを充実させるために利用できたのは、個人的によかったです。」
(プロジェクトマネージャー/40代後半女性/中途入社/2024年度)
実際の平均残業時間はどうなっているのでしょうか。
OpenWorkによれば、平均残業時間は28.8時間です。
厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和4年分結果確報」によると、一般労働者の月平均残業時間13.8時間であり、比較するとやや多いと言えるでしょう。
これらを総合的に判断した結果、日本マイクロソフトは激務ではなく、働きやすい環境が整っていると言えそうです。
日本マイクロソフトの離職率・平均勤続年数について
日本マイクロソフトの離職率・平均勤続年数についてご紹介します。
有価証券報告書(2023年度)による日本マイクロソフトの平均勤続年数は4.8年で、この数値を基に推定すると、日本マイクロソフトにおける離職率は約20%と推定されます。
また、日本マイクロソフトの公式発表によれば、2015年に女性の離職率を40%削減することに成功しています。
これは、働きやすい環境の整備や柔軟な勤務制度の導入など、多様な人材が長く活躍できる職場作りに注力している結果といえるでしょう。
また、以下に直近10年間の平均勤続年数を記載しました。
日本マイクロソフトの平均勤続年数はここ10年間で4~5年台で推移しており、近年は5年をやや下回る傾向が見られます。
この数字は、外資系企業ならではの高い成果主義や柔軟なキャリア形成が影響している可能性があります。
年度 | 平均勤続年数 |
---|---|
2023年度 | 4.8年 |
2022年度 | 5.1年 |
2021年度 | 5.6年 |
2020年度 | 5.1年 |
2019年度 | 4.4年 |
2018年度 | 4.3年 |
2017年度 | 3.9年 |
2016年度 | 3.6年 |
日本マイクロソフトの採用・出身大学について
ここからは日本マイクロソフトの採用・出身大学についてご紹介します。
ハイキャリ就活によると、日本マイクロソフトの採用・出身大学は以下のようになっています。
〈大学院〉東京大学大学院、東京工業大学大学院、慶應義塾大学大学院、早稲田大学大学院、同志社大学大学院、東京理科大学大学院、電気通信大学大学院、関西学院大学大学院、立命館大学大学院、芝浦工業大学大学院、東京工科大学大学院
〈大学〉東京工業大学、慶應義塾大学、神戸大学、早稲田大学、立教大学、関西大学、昭和女子大学、駒澤大学、創価大学、東洋大学
これを見る限り、日本マイクロソフトには学歴フィルターがないということが分かります。
一方で、外資就活によると、日本マイクロソフトの採用・出身大学ランキングは以下のようになっています。
このランキングから、ある程度は選考の中で学歴を重視していることも事実だといえるでしょう。
また、日本マイクロソフトの「募集要項」によれば、同社は特にSTEM(Science, Technology, Engineering, and Mathematics)専攻の学生採用に力を入れており、理工系分野での専門知識やスキルが重視される傾向にあります。
順位 | 大学名 |
---|---|
1位 | 慶應義塾大学 |
2位 | 早稲田大学 |
3位 | 東京大学 |
4位 | 同志社大学 |
5位 | 明治大学 |
6位 | 京都大学 |
7位 | 北海道大学 |
8位 | 大阪大学 |
9位 | 筑波大学 |
10位 | 創価大学 |
日本マイクロソフトの採用人数・採用倍率について
就職の教科書によると、日本マイクロソフトの新卒採用人数は55〜60名(2023年度)となっています。
また、職種ごとの募集人数は以下の通りです。
新卒採用においては、ITやクラウド技術に関する専門知識が求められる職種が中心であり、技術職と技術営業職で全体の半数以上を占めています。
一方で、営業やマーケティング職の募集は少人数で、競争率が高いことが予想されるでしょう。
職種 | 募集人数 |
---|---|
技術職(テクノロジースペシャリスト) | 約20名 |
技術営業職(テクニカルセールス) | 約15名 |
営業職(セールス) | 約10名 |
マーケティング&オペレーション職 | 若干名 |
カスタマーサクセス職 | 約10名 |
就職活動において近年高く評価されているのが、実際の企業で学生のうちから働く経験を積める『長期インターン』です。実際に、東大・早慶など関東の上位層とされる大学生のうち長期インターンを経験する方が増加しています。
一方で、大学生全体の長期インターン参加率は3%と言われているため、希少性という面でも就職活動において大きなアドバンテージとなります。
就職活動前に長期インターンを始めることで、選考中のガクチカやアピールポイントとして使うことができるため、就活に不安を感じる方は参加することを強くオススメします!
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日本マイクロソフトの入社・就職難易度について
日本マイクロソフトの入社・就職難易度についてご紹介します。
冒頭でも紹介したように、東洋経済ONLINEの「入社が難しい有名企業ランキングトップ200社」で、日本マイクロソフトは28位・入社難易度は62.0とされています。
1位であるマッキンゼー・アンド・カンパニの入社難易度が68.9であることを考えると、十分に難関企業と呼べるような数字ですね。
日本マイクロソフトの入社難易度が高い理由として、応募人数に対する採用人数の少なさや企業のブランド力ということが挙げられます。
日本マイクロソフトの年収は?
年収についてですが有価証券報告書(2023年度)によると、連結ベースでは、日本マイクロソフトの平均年収は538万9千円と記載されています。
一方、口コミサイト「OpenWork」によれば、社員の平均年収は1,272万円とされています。
こちらの数値は主に正社員や特定の職種を対象としたデータであり、実際の現場により近い平均年収を反映していると考えられます。
年度 | 平均年収 |
---|---|
2023年度 | 538万9千円 |
2022年度 | 565万1千円 |
2021年度 | 512万2千円 |
2020年度 | 504万0千円 |
2019年度 | 550万4千円 |
2018年度 | 548万6千円 |
2017年度 | 533万3千円 |
2016年度 | 504万7千円 |
日本マイクロソフトにおける初任給
公式サイトによると、日本マイクロソフトにおける新卒1年目の基本給は、修士了で基本年俸 640万円(月例給与:534,000円)、大学卒で基本年俸 620万円(月例給与:517,000 円)と記載されています。
これに加え、賞与が年1回支給されますが、ボーナスの支給は2年目以降となっています。
職種 | 基本給 |
---|---|
技術サポート職 (テクニカルサポートエンジニア) | 修士了:基本年俸 640万円(月例給与:534,000円) 大学卒:基本年俸 620万円(月例給与:517,000 円) |
カスタマーサクセス職(カスタマーサクセスアカウントマネージャー) | |
カスタマーサクセス職(クラウドソリューションアーキテクト) |
日本マイクロソフトにおける年齢別の年収
ここから、各年齢や階級別の年収についてそれぞれ詳しく解説していきます。
(実力による昇進が多く存在するため、あくまでも平均的な年収の目安としてご覧ください。)
OpenWorkのデータを元に、新卒で日本マイクロソフトへ入社し、平均的なキャリアを送った場合の年齢別の年収をまとめました。(残業代・賞与も含む)
日本マイクロソフトでは、約30歳で年収1000万円へ到達します。
給与は年俸制で決まり、制度改定により、以前は年俸を17分割して2.5ヶ月分が賞与として年2回支給されていましたが、現在は年俸を12分割して支払われる仕組みとなっています。
それとは別にインセンティブ賞与やストックオプションが支給される点も大きな魅力です。
年齢 | 年収 |
---|---|
25歳 | 620~1250万円 |
30歳 | 670~1350万円 |
35歳 | 750~1550万円 |
40歳 | 860~1770万円 |
45歳 | 950~2000万円 |
50歳 | 1100~2300万円 |
おわりに
いかがでしたでしょうか。
この記事では、日本マイクロソフトの採用大学、激務なのか、就職難易度や平均年収、離職率などについて詳しく解説しました。
改めて結論を述べると、残業時間は平均28.8時間(openworkより)とやや激務ですが、在宅勤務やフレックスタイム制などの働きやすい環境も整えられています。
さらに、東洋経済オンラインによる就職難易度は「62.0」と高く、競争率の高い企業の一つです。
多くの学生から人気を誇る日本マイクロソフトへ内定するためには、適切な就職活動の対策を行うことが必須でしょう。
長期インターンでの経験は即戦力であることやその行動力を評価されることで、就職活動において有利に働くとして近年注目されています。
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