【2025年最新版】三井物産はやばい？年収や就職難易度、離職率、採用・出身大学について解説！ブラック企業かどうかも併せてご紹介！

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三井物産の年収は？

記事の冒頭でもご紹介したように、有価証券報告書（2024年3月）による三井物産の平均年収は1899万9000円です。

また、以下に直近10年間の平均年収と平均年齢を記載しました。

過去10年間で、1300万円を下回ることはなく非常に高い水準で推移していると言えます。また、右肩上がりに年収が増加していることも就活生にとっては嬉しいポイントですね。

年度	平均年収	平均年齢
2023年度	1899万9000円	42.3歳
2022年度	1783万6000円	42.3歳
2021年度	1549万1000円	42.1歳
2020年度	1482万5000円	42.1歳
2019年度	1393万4000円	42.1歳
2018年度	1430万0000円	42.2歳
2017年度	1419万9000円	42.1歳
2016年度	1213万5000円	42.4歳
2015年度	1363万3000円	42.4歳
2014年度	1361万3000円	42.4歳

三井物産の年代・役職別の年収

ここからは、三井物産の年代・役職別の年収をご紹介します。

三井物産では、独自の階級性が設けられその階級によって基本給が変動します。

下から順に「担当職１級」「担当職SF」「M3」「M2」「M1」という5つです。

三井物産における階級と年収のイメージは下記の表をご覧ください。

階級	想定年収	年次・年齢
担当職1級	500~1000万円	1~3年目
担当職SF	1000~1600万円	4~8年目
M3	1600~2200万円	9~15年目
M2	2200~3000万円	15~20年目
M1	3000万円~	20年目~(個人差あり)

また、三井物産では、海外駐在・転勤制度があるGlobalと、採用地での業務を行うRegionalに分かれており、Globalの方がやや給与が多い体系になっています。

各年代や階級別の年収についてそれぞれ詳しく解説していきます。
(実力による昇進が多く存在するため、あくまでも平均的な年収の目安としてご覧ください。)

三井物産の年収｜新卒1年目

三井物産における新卒1年目の年収は、公式サイトによると修士了で35~36万円、大学卒で31~32万円(基本給のみ)と記載されています。

これに賞与が年2回支給されるため、三井物産における新卒1年目の年収は合計で400~500万円でしょう。

階級	基本給
Global	修士了：36万0000円/月 大学卒：32万0000円/月
Regional	修士了：35万0000円/月 大学卒：31万0000円/月

三井物産の年収｜20代前半から20代半ばまで

三井物産における20代前半から20代半ばまでの年収は、階級で言えば「担当職１級」にあたるため500~1000万円です。

昇給は年に1回あり、20代半ばで基本給が35~50万円になります。

三井物産では日本企業らしい年功序列的な昇給がなされるため、ほとんどの人がこちらの年収帯に収まります。

三井物産の年収｜20代半ばから20代後半まで

三井物産における20代半ばから後半までの年収は、階級で言えば「担当職SF」にあたるため1000~1600万円です。

「担当職１級」から「担当職SF」までにある昇給をクリアすれば、ここで初めて年収1000万円の壁を突破することができます。

大半の人が20代で年収1000~1500万に到達することが三井物産の特徴でしょう。

また、一般的にこの段階まではほとんど一律で昇給する模様です。

三井物産の年収｜30代から40歳まで

三井物産における30代から40歳までの年収は、階級で言えば「M3」もしくは「M2」にあたるため1600~3000万円です。

大幅に給与が上昇するとともに、海外駐在を行うことでさらに昇給するようです。

実力が認められておりさらに海外駐在を行えば、ここで年収5000万円の壁を超えることもできます。

三井物産の年収｜40歳以降

三井物産における40歳以降の年収は、階級で言えば「M2」もしくは「M1」にあたるため3000万円~です。

30代半ばよりも多くの人が「M2」や「M1」に昇進しているため、40代での平均年収は3000万円前後と言われています。

三井物産の離職率・平均勤続年数について

ここからは三井物産の離職率・平均勤続年数についてご紹介します。

有価証券報告書(2024年3月）による三井物産の平均勤続年数は17.9年で、人事データブックによる三井物産の離職率は4.22%です。

また、以下に直近10年間の平均勤続年数を記載しました。

過去10年間の傾向として平均勤続年数がある程度下がりつつも18年前後で安定していると言えます。

給与の上昇も、平均勤続の年数の安定に影響を与えていると言えるでしょう。

年度	平均勤続年数
2023年度	17年9ヶ月
2022年度	18年1ヶ月
2021年度	18年2ヶ月
2020年度	18年3ヶ月
2019年度	18年4ヶ月
2018年度	18年6ヶ月
2017年度	18年6ヶ月
2016年度	18年11ヶ月
2015年度	18年10ヶ月
2014年度	18年11ヶ月

三井物産の入社・就職難易度について

次に、三井物産の入社・就職難易度についてご紹介します。

東洋経済ONLINEの「入社が難しいトップ企業ランキング」で、三井物産は4位・入社難易度は64.1とされています。

1位であるマッキンゼー・アンド・カンパニの入社難易度が68.1であることを考えると、非常に高い数字ですね。

三井物産の入社難易度が高い理由として、海外駐在を通じてグローバルに働けることや高い給与ということが挙げられます。

また、ワンキャリアによるランキングでも三井物産は８位にランクインしており、日本のトップ層である東大・京大生からの志望が集まっていることも就職難易度を押し上げる理由といえるでしょう。

三井物産の採用人数・応募人数について

人事データブックによると、三井物産の新卒採用人数は120名前後となっています。

以下に、直近3年間の男女それぞれの採用人数を記載しました。

(例)男性と女性の比率が2:1となっていますが、東大・京大などトップ大学の男女比が約2:1であることを鑑みると男尊女卑ではなく、単純に志望者の男女比が理由であるといえるでしょう。

年度	男性の新卒採用者数	女性の新卒採用者数	合計
2023年度	70人	54人	124人
2022年度	67人	44人	111人
2021年度	71人	57人	128人

また、就活会議のHPより、三井物産の新卒採用倍率は約22倍と想定されます。

非常に高い倍率ではありますが、適切な選考対策を行うことで他の志願者を出し抜き内定を勝ち取りましょう！

就職活動において近年高く評価されているのが、実際の企業で学生のうちから働く経験を積める『長期インターン』です。実際に、東大・早慶など関東の上位層とされる大学生のうち長期インターンを経験する方が増加しています。

一方で、大学生全体の長期インターン参加率は3%と言われているため、希少性という面でも就職活動において大きなアドバンテージとなります。

就職活動前に長期インターンを始めることで、選考中のガクチカやアピールポイントとして使うことができるため、就活に不安を感じる方は参加することを強くオススメします！

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三井物産の採用・出身大学について

ここからは三井物産の採用・出身大学についてご紹介します。

マイナビによると、三井物産の採用・出身大学は以下のようになっています。

＜大学＞
青山学院大学、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、宇都宮大学、お茶の水女子大学、学習院大学、関西学院大学、九州大学、京都外国語大学、京都大学、京都女子大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際基督教大学、滋賀大学、滋賀県立大学、芝浦工業大学、首都大学、上智大学、成蹊大学、聖心女子大学、創価大学、中央大学、千葉大学、筑波大学、津田塾大学、東京医科歯科大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京女子大学、東京大学、東京都市大学、東京理科大学、東京農工大学、同志社大学、東北大学、東洋英和女学院大学、名古屋工業大学、名古屋大学、日本女子大学、一橋大学、広島大学、兵庫県立大学、法政大学、北海道大学、南山大学、明治大学、武蔵野音大学、横浜市立大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学、etc.

これを見る限り、三井物産には学歴フィルターがないということが分かります。

一方で、ダイヤモンドライフの採用大学ランキングによると、三井物産の採用・出身大学ランキングは以下のようになっています。

このランキングから、ある程度は選考の中で学歴を重視していることも事実だといえるでしょう。

順位	大学名	就職者数
1位	慶應義塾大学	28人
2位	東京大学	24人
3位	早稲田大学	14人
4位	京都大学	12人
5位	東京工業大学	5人
6位	東北大学	4人
6位	大阪大学	4人
8位	北海道大学	2人
8位	一橋大学	2人
8位	青山学院大学	2人
8位	上智大学	2人

三井物産はブラック企業なの？

最後に、三井物産はブラック企業かということについて解説します。

三井物産のHPによると、三井物産は健康経営に優れた企業を選定する「健康経営銘柄2023」に認定されています。

また、三井物産は健康に関する取り組みが評価され、健康経営優良法人〜ホワイト５００〜に8年連続で認定されています。

実際の平均残業時間はどうなっているのでしょうか。

人事データブックによれば、過去4年間の平均残業時間は以下のようになっています。

年度	平均残業時間
2023年度	28.0時間
2022年度	26.1時間
2021年度	26.7時間
2020年度	25.0時間

過去４年間のデータを平均しても、三井物産の平均残業時間は約26時間と非常に低い水準です。

これらを総合的に判断した結果、三井物産はホワイト企業であると言えそうです。

五大商社（三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・丸紅・住友商事）の違いは？

日本の総合商社は、多岐にわたる事業を展開しながらも、それぞれ異なる強みや特徴を持っています。

特に「五大商社」と呼ばれる三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・丸紅・住友商事は、歴史や企業文化、得意とする分野が異なります。以下、それぞれの特徴を簡単にまとめます。

三菱商事
・日本最大の総合商社で、特に資源・エネルギー分野に強み
・系列企業（三菱グループ）との結びつきが強く、安定感がある
・近年は食品や物流などの非資源分野の拡大も進めている

三井物産
・資源・エネルギーに加え、医療・ヘルスケアやインフラ事業にも注力
・三井グループとの関係が強く、金融や不動産分野でも存在感
・バランスの取れた経営戦略を持ち、リスク分散を意識

伊藤忠商事
・非資源分野、特に繊維・食品・小売に強みを持つ
・中国市場での存在感が大きく、ユニクロなどとの取引も活発
・商社の中でもスピード感のある経営で、成長戦略に積極的

丸紅
・食品・農業関連事業に強みがあり、穀物取引で世界的な地位
・電力やインフラ事業にも注力し、海外での発電プロジェクトが多い
・他の商社に比べると、独自の戦略で成長を目指す傾向

住友商事
・非資源分野に強く、鉄鋼・輸送機・不動産・メディア事業など幅広い
・住友グループの一員として、長期的な視点を重視した経営
・通信・IT関連分野への投資も進めており、新規事業開拓に意欲的

五大商社は、総合商社として幅広い事業を展開しながらも、それぞれ得意分野や企業文化が異なります。

資源に強い三菱商事・三井物産、非資源で成長する伊藤忠商事、食品・インフラで特色を持つ丸紅、そしてバランス型の住友商事。どの商社もグローバルに展開しており、今後も新たな分野への進出が期待されています。

さらに詳しく知りたい方は、関連する記事もぜひご覧ください！

おわりに

いかがでしたでしょうか。

この記事では、三井物産の年収・入社難易度・離職率、採用・出身大学などについて詳しく解説しました。

改めて結論ですが、有価証券報告書（2024年3月）によると三井物産の平均年収は1899万9000円、平均勤続年数は17年9ヶ月です。

多くの学生から人気を誇る三井物産へ内定するためには、適切な就職活動の対策を行うことが必須でしょう。

長期インターンでの経験は即戦力であることやその行動力を評価されることで、就職活動において有利に働くとして近年注目されています。

充実した学生生活と将来のキャリア形成のために、長期インターンという選択肢を真剣に考えてみてください。

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運営者情報

「U-inTern」は、認可情報と届出受理番号（５１ー募ー００１１５７）を持つ株式会社TENRYUが運営しています。

会社名	株式会社TENRYU
URL	https://u-intern.com/kaisyagaiyou
本社所在地	〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F−C
法人番号	1011001159930
設立日	2024年2月6日
代表者	福本　天
事業内容	長期インターン求人サイト「U-inTern」の運営
許認可	特定募集情報等提供事業者　 届出受理番号（５１ー募ー００１１５７）